「では、私、エルシィが 砌&ラクスフォール に挑戦してみます。」
「相手は、エルシィと互角の経歴の持ち主だ。
こういう強敵と戦うと腕が上がるぞ。特にラクスフォールは
近距離戦に特化しているといえるACだ。
かなり楽しめることは間違いない。」
「それってボロ負けってことでしょ(^^;)」
RANK XX |
RANK XX |
NOW |
中量級でありながら素早い動きで |
NOW |
ACPPアリーナで優勝した際の |
海底にある実験用の巨大ドーム状施設。 |
対戦結果
「20回ほどボロ負けした後で、なんとか勝てたわ。ちなみに、ラクスフォールの
必勝パターンは次の通りよ。
1.中距離では肩の4発同時発射レーザー攻撃!
2.近距離になったら、FA−Fingerで蜂の巣。
3.更にブレード距離では抜刀して攻撃。
このパターンでけちょんけちょんに、やられまくったの。
21回目は、このパターンとだいたい一緒だけど、微妙に違いがあって、
それが勝利に結びついたわけ、ね。」
背後ではいつも通り、リプレイ映像が映っている。
海底ドームということもあり、いきなり至近距離からスタート。
ラクスフォールはレーザーを放つと、ブースターを吹かして、上空に舞う。
エルシィは、なんとか、上空からのレーザーも回避して、ラクスフォールの
真下にくるように機動運動を続ける。
「そうそう、で、着地後、すぐに上空に移動していくラクスフォールを
側面から交差するように機動運動で近づいて、空中斬りを決めたの。」
この一撃で、ラクスフォールのAPは9090→4065と大幅に減少。
エルシィ AP7439 ライフル190/192 ミサイル 48/48
ラクスフォール AP4365 指 480/500 レーザー 56/60
「だが、ここからラクスフォールは、近距離戦で、蜂の巣にするべく、
FA−Finger主体の攻撃を開始したんだよな。」
「そーなの。目の前が放たれるマシンガンの雨でフラッシュして、見にくいこと
この上なし、だったわ。・・・でも、私の作戦が成功したおかげで、予想以上に
APの温存に成功したの♪」
「FA−Fingerは最遠距離では、弾が拡散してしまうため、命中率が悪くなる、
ということを実践したわけか。わかっていてもなかなかできることじゃない。」
「そーでしょ。・・・21回目でできたのよ。(T_T)」
エルシィは距離を離しつつ、ミサイル、ライフルでの攻撃で相手を牽制する。
ラクスフォールは、射程距離に入ると、FA−Fingerを乱射し、時折、
レーザーを放つ。ラクスフォールはSMSS24を2発だけ被弾、 ライフル弾も
それなりに被弾した。逆にエルシィはFa−Fingerの弾が散らばる距離で、
射撃されていたため、それほどAPは減らなかった。
・・・とはいえ、3000以上、削られたわけだが。
エルシィ AP4271 ライフル136/192 ミサイル 41/48
ラクスフォール AP1896 指 55/500 レーザー 50/60
「このあと、Fa−Fingerの弾数が少なくなったのか、肩のレーザーを主体とした
攻撃に変わったのよね。おかげで、ジェネレータ容量を機動と攻撃に割り振る
せいか、ラクスフォールは明らかに動きが悪くなったの。」
「エルシィはそこをライフル攻撃とミサイル攻撃を組み合わせて、叩いたわけか。」
「そ。こっちは、ジェネレータ容量をぜーんぶ、機動運動に割り振れるから、
かなりのレーザーを避けられたわ。・・・もっとも4発同時発射だから、
被弾したのが6回ってわかっても、何発被弾したのかはわからないけど。」
エルシィの言葉通り、ラクスフォールはエルシィの攻撃を回避するために、
ブースター機動も行うため、レーザー射撃は2〜4連射程度しかできず、
攻撃も散発的になりがちであった。もっともエルシィの放ったミサイルも、
1発しかHITせず、残りはすべてライフル弾で削ったのだが。
エルシィ AP 1619 ライフル 53/192 ミサイル 36/48
ラクスフォール AP 0 指 55/500 レーザー 14/60」
「なんとか勝てたけど、ラクスフォールと海底ドームって組み合わせは、
かなり強いと思うわ。機体のコンセプトとマップの特徴が合ってるもの。」
「そうだな。後はもう少し、FA−Finger対策ができれば、言うこと無しだ。」
「・・・あの武器、嫌い。」