ｔｏｍｏｋａｎｅ＆Ｆａｂｌｅ　ＶＳ　エルシィ＆ジェーン�V

「では、私、エルシィが　ｔｏｍｏｋａｎｅ&Ｆａｂｌｅ　に挑戦してみます。」
「珍しい爆雷装備ＡＣだな。」
「うん。」

ＲＡＮＫ　XX ＰＩＬＯＴ：ｔｏｍｏｋａｎｅ　　　　　　　 Ａ．Ｃ．：Ｆａｂｌｅ

ＲＡＮＫ　XX ＰＩＬＯＴ：エルシィ　　　　　　 Ａ．Ｃ．：ジェーン�V

	独自の爆雷戦術による接近戦を主体 とする機体。重量のある爆雷を搭載 するために他の性能は若干、劣る。 ４足・車両型を相手にすると難有り。 機体名は「寓話」の意。	NOW PRINTING	ＡＣＰＰアリーナで優勝した際の 機体の最終段階。強化人間が 相手となると、特にＡＣＭｏＡでは 辛いので肩装備がＡＣＰＰと違う。
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「ブレードは互角、射撃戦は圧倒的に不利、肩装備武器は私が有利・・・だと思う？」
「そうだな。接触するほどの距離でないかぎり、爆雷はそれほど痛くないから、ＳＭＳＳ２４を
　撃てるエルシィのほうが有利といえるかもしれん。だが、右腕武器の攻撃力の差は、
　かなり大きい。注意したほうがいいだろう。」

海底にある実験用の巨大ドーム状施設。 比較的、浅い場所にあるため、ＭＡＰは 明るく、視認による戦闘もできる。スタート は近接位置からなので、開始後、ブレード 戦闘に持ちこむことも可能。ドーム外壁は 滑らかで機動運動の妨げになる物はない。

対戦結果

「誰かしら・・・ＣＰＵは爆雷の使い方が下手って言ったの？」

「・・・誰だったかな。ま、Ｆａｂｌｅも擬似ロジックにしては爆雷の使い方が
　良かったな。・・・まぁ、布石としての使い方だが。」

　二人の後ろでいつものようにリプレイ映像が流れている。
　双方とも、ライフルを撃ち合いながら、距離を測りつつ、機動回避を
　続けている。やはり、連射速度のせいか、Ｆａｂｌｅの攻撃により、
　エルシィのＡＰがどんどん削られていく。

　エルシィのライフル攻撃は　１０発ＨＩＴ、Ｆａｂｌｅのライフル攻撃は
　８回ＨＩＴした。

「ここまでは、予想通りだったんだけど・・・」

　Ｆａｂｌｅがブレード戦闘距離より少しだけ離れたところから
　爆雷を発射。回避しつつ軽くジャンプしてエルシィが空中斬りを
　放つが、爆雷発射後、Ｆａｂｌｅは読んでいたかのように、急速
　バックをしたため、攻撃が外れてしまう。しかも、着地の衝撃を
　中和しようと膝を曲げて動きを止めるエルシィ。
　そんな隙を逃すはずもなく、ショートジャンプしたＦａｂｌｅのムーン
　ライトソードがエルシィを捕らえる。ＡＰは５６５８→３２３６に減少。
　さすがに、Ｆａｂｌｅの着地までに抜刀が間に合ったエルシィも
　斬撃を決めて、ＦａｂｌｅのＡＰは７２３０→５７１４に減少。

「まさか、爆雷で空中斬りを誘って、カウンターで逆に攻撃する、なんて
　ことをするなんて・・・とってもビックリしたわ。」

「レイヴンでもなかなかできない駆け引きだったな。」

　エルシィ　ＡＰ　３２３６　ライフル　１７５／１９２　ミサイル　４８／４８
　Ｆａｂｌｅ　　ＡＰ　５７１４　ライフル　　７２／　８４　爆雷　　　１１／１２

「で、また射撃戦が始まったんだけど、互いの機体が接触した瞬間、
　また、爆雷をつかってきたのよね、Ｆａｂｌｅが。」

「さすがに、それは予測してたみたいだな。」

「さっきと同じパターンだから、ね。」

　二人のいうように、双方、射撃戦をしつつ、再び接近し、一瞬、
　エルシィがＦａｂｌｅの頭上に着地。
　予感するものがあったのか、ブースターを吹かして急速離脱する
　エルシィに対し、予想通り、爆雷を発射するＦａｂｌｅ。

「でも、ここからの動きが凄いのよね。」

「結果はエルシィが勝っていたがあまり感心しないやり取りだったぞ」

　エルシィの離脱を予想していたかのように、滑るように距離を詰め、
　ショートジャンプからの空中斬りを放つＦａｂｌｅ。
　しかも、エルシィも悪乗りし、ブレードを構えて迎え撃つ！

「よい子は真似するなよ。危険で実りの少ない行動だからな。」

「・・・いーのよ。その場のノリが大事なんだから♪」

　互いに移動したためか、双方のブレードは当たらず、至近距離に
　Ｆａｂｌｅが着地する。そこを一瞬早く、抜刀したエルシィの斬撃がＨＩＴ！
　ＦａｂｌｅのＡＰは５０２１→３５０５と減少する。

　ちなみに、この間に撃ったエルシィのライフル攻撃　は９発ＨＩＴ、
　Ｆａｂｌｅのライフル攻撃は４回ＨＩＴしていた。

　エルシィ　ＡＰ　２３８６　ライフル１５３／１９２　ミサイル　４８／４８
　Ｆａｂｌｅ　　ＡＰ　３５０５　ライフル　６４／　８４　爆雷　　　１０／１２

「始めの空中斬りが響いて、まだ、ＡＰで負けてるのよね。」

「だが、どんなときも諦めないのは、エルシィのいいところだぞ。」

「そ・・・そう？♪」

　エルシィはミサイル、ライフル攻撃を混ぜることで、Ｆａｂｌｅの機動回避の
　時間を長くする作戦にでる。Ｆａｂｌｅは１発、ミサイルを被弾するが、それ
　以外はすべて回避し、空中から射撃で応戦。

　エルシィもブースターで飛び上がり迎撃に向う。
　遠間から空中斬りを放つＦａｂｌｅの攻撃を機動回避し、
　逆にエルシィが空中斬りを決める！
　ＦａｂｌｅのＡＰは３１９７→９２２と大幅に減少。
　更に、カウンターにＦａｂｌｅが爆雷を放つがエルシィはそれを回避。

　このやり取りの間、双方ともにライフル射撃を続け、エルシィの攻撃は
　４回ＨＩＴ、Ｆａｂｌｅの攻撃は５回ＨＩＴしていた。

　エルシィ　ＡＰ　１０２６　ライフル１３０／１９２　ミサイル　４３／４８
　Ｆａｂｌｅ　　ＡＰ　　９２２　ライフル　５０／　８４　爆雷　　　　９／１２

「この空中での駆け引きは、カッコ良かったでしょ？」

「まぁ、相手の空中斬りを機動回避したのは巧かったな。それに、
　空中斬りを決めた後、放たれた爆雷をすべて回避したのも、
　見事だった。」

「そーでしょ、そーでしょ♪」

「だが、この後の射撃戦はかなり問題があるぞ。」

「うぅ、それを言われると・・・」

　その後、距離を離して、ライフルを撃ち合い、エルシィの射撃が
　１３回ＨＩＴ、Ｆａｂｌｅの射撃が４回ＨＩＴした時点で、ＦａｂｌｅのＡＰが
　ゼロになった。

　エルシィ　ＡＰ　１７６　ライフル　８７／１９２　ミサイル４３／４８
　Ｆａｂｌｅ　　ＡＰ　　　０　ライフル　３９／　８４　爆雷　　　９／１２」

「結局、今回もブレード攻撃主体の戦闘パターンになっちゃったわね」

「おかげで珍しい駆け引きも見れたし、ギャラリーは喜んでいたが・・・な。
　どっちに転んでもおかしくない試合展開だったわけだし、もう少し、
　射撃戦の練習をしたほうがいいぞ。」

「ＲＦＭ１１８ってサイトが小さいのよね・・・」

「武装を変える気がないなら、修行あるのみだ・・・わかってるんだろ？」

「うん。」