「皆さん、こんにちは。ナーヴネットで放送中の、アリーナ関連番組を
楽しんでいただけているでしょうか？ 今回は、番組に出演している
アルフ について、コンビを組んでいる エルシィ ちゃんにインタビューを
しましたので、その模様をお楽しみください。
・・・画面が切り替わり、先日、休憩室で行われたインタビュー時の
映像に切り替わる。
※検閲により放送できない箇所については、特別処理が施されていますが
ご了承ください。
ＹＯＫＯ「こんにちは、エルシィ。」
エルシィ「あら、珍しいわね？ こんなところでＹＯＫＯに会うなんて。
・・・で何か用があるんでしょ？」
ＹＯＫＯ「話が早くて助かるよ。・・・実は視聴者からアルフのことをもっと
詳しく教えて欲しいって話があったんだ。で、やっぱり、本人からより
コンビを組んでるエルシィちゃんから、聞いたほうがいいと
思ってね。協力してくれるかい？」
エルシィ「別にいいわよ。で、何が聞きたいの？」
ＹＯＫＯ「そうだな、とりあえず、初めて会った時の第一印象なんかを。」
エルシィ「そうねぇ、”暗い”、”そっけない”、”なんか乾いている”、
って感じかな。身長は高いし、ちょっと痩せて見えるけど、
見た目以上に筋肉質だし、ルックスは悪くないけど、
銀髪で変わった雰囲気なんで、最初はちょっと、怖かったわ。
私なんて、肩までしか身長がないぐらいだから、ね。
上から覗き込まれた時は、かなり圧迫感があったわよ。」
ＹＯＫＯ「そりゃ、凄い第一印象だったね。でも、番組中、見る限りでも、
最近、会った限りでも、そんな風には見えなかったけど？」
エルシィ「あっ、それね。初日に・・・ちょっと言い争いをして、ね。
それから、できるだけ私が問題点を指摘してあげたのよ。
で、なんとか番組開始のころには、雰囲気も変わったわけ。」
ＹＯＫＯ「なんでも、初日は、随分と手荒な歓迎を受けたらしいね。」
エルシィ「だって注意っていっても、初心者にはわかりにくいし、要点しか
いわないし、必要最小限の言葉しか口にしない感じだしぃ・・・
とにかく不愛想なのよ、うん、それがぴったりね。」
ＹＯＫＯ「それを、エルシィは、ひとつひとつ、丁寧に言い方の問題点を
注意してあげた、というわけか。（笑）」
エルシィ「翌日には、ヘッドパーツは高性能コンピュータを装備したものに
変更されていたわ。（＾＾；）それと、少しずつステップアップ
する形で、説明してくれるようになったおかげで、だいぶ、
マシになったの。初日と比較すれば、だけどね。」
ＹＯＫＯ「で、そうやってやり取りを続けてみて、印象は変わった？」
エルシィ「そうね。なんだか丸くなったっていうか、厭世的な雰囲気が
なくなったというか、面倒見のいい叔父さん風になったと
いうか・・・ま、かなりいい感じにかわったと思うわ。
なんといっても、人生を楽しむ気持ちを取り戻したって
雰囲気があっていいわね。最初の頃は、惰性で生きてるって
いうか、隠れて生きてるって感じで良くなかったもの。」
ＹＯＫＯ「叔父さんは可哀相じゃないかい、彼、結構、若いんだろ？」
エルシィ「私より一回りは違うと思うけど・・・３０歳以下だとは思うわ。」
ＹＯＫＯ「じゃ、せめてお兄さんぐらいで言ってあげたほうが・・・」
エルシィ「アルフはアルフよ。叔父さんとかお兄さんなんて言い方は
合わないわよ。」
ＹＯＫＯ「ま、なんにしても印象が良くなったのは間違いない、と。
何か、苦労話とか、あるかい？」
エルシィ「・・・っとね。今はちゃんとしているけど、アルフの部屋って、
すごーく酷かったのよ。なにがって、整理のされ方なんだけど、ね。」
ＹＯＫＯ「そりゃ、女の子の感性からすれば・・・」
エルシィ「いーえ、あれは人としての最低限を下回る散らかり様、
・・・あれは、荒廃といったほうがいい状態だったわね。
当然だけど、その日のうちに、全て整理し直して、
強制的に生活環境を変えてあげたわ。」
ＹＯＫＯ「そりゃ、随分と思い切ったことをしたね」
エルシィ「それに、食生活も酷かったわ。人間食わなくたって生きていける、
なんて言って、平気で、二食、三食と食事しないのよ。
まったく、呆れて何もいえなかったわ。」
ＹＯＫＯ「で、何もしなかった・・・なんてことはないんだろ？」
エルシィ「朝、昼、晩の３度の食事をちゃんとするように、いろいろと、ね。」
ＹＯＫＯ「成果はあったのかい？」
エルシィ「ちゃんと、食べるようになったわよ。おかげで、健康的になった
でしょ。顔色とか。」
ＹＯＫＯ「まぁ、そう見えたのは確かだね。」
エルシィ「おまけに、服装には気を配らないし、タバコは吸うしぃ。」
ＹＯＫＯ「当然、そこらへんも変えさせたんだ、ね（笑）」
エルシィ「私と一緒にいるときは、最低限の身だしなみはするように変わったし、
タバコも吸わなくなったわ。・・・一人の時は吸っているみたい
だけど。」
ＹＯＫＯ「しっかし、よくもまぁ、それだけ、人の生活パターンを変えさせる
努力ができたね。特別、何か思うことでもあったの・・・？」
エルシィ「・・・？ やっぱり、せっかく生きてるんだから、
人生、楽しまなくっちゃ損じゃない♪ ちょっと生き方を
変えるだけでそれが手に入るなら、少しぐらいの手助けは
するのが当然でしょ？」
ＹＯＫＯ「相手のプライベートな時間を粉砕して、生活習慣、環境、対人交渉
の仕方に至るまで、全てに渡って、干渉することが、かい？（＾＾）
それに、それだけ干渉されても煙たがられないように、相手の
ことを気遣って、細心の注意を払いながら接していくのが
”少し”の手助けなのかい？（笑）」
パコッ
エルシィ「それ以上、ニヤついた表情で、おちょくるようなことを言うなら、
その口を二度と開かないように、圧着してあげるわよ。（-_-）凸」
・・・そんな、顔を赤くして言っても、説得力がないって。
スパコーン
エルシィ「いいから、この話題はここで打ち切り！」
・・・はいはい。
ＹＯＫＯ「じゃ、誉められるところとか、あるかい？」
エルシィ「そうね。相手の力量を見極めて、的確なアドバイスをするところ。
遠回しな言い方をしないで、要点を簡潔に話してくれること。
さりげなく、気を使ってくれるところ。
相手に会わせて、自分も同じ高さで話しができること。
ひとつの信念をもっていて、生き方がしっかりとしていること。
・・・そんなところね。」
ＹＯＫＯ「随分、たくさんあるんだね。」
エルシィ「それに、ＡＣの操縦技術もかなりのものがあるんじゃないかしら？
教え方が旨い指導者がよい操縦者とは限らない、とは思うけど、
聞いていると、経験者しかわからないようなことも、かなり
知っているし、その伝え方も、経験しているからこそわかるような、
理解しやすい言い方なの。」
ＹＯＫＯ「まぁ、ＡＣ整備士がＡＣを操縦ができるってのは、ない話でもないと
思うが。」
エルシィ「・・・まぁ、こればっかりはレイヴンでもないとわからない話
だものね。」
ＹＯＫＯ「そりゃ、そーだね。」
ＹＯＫＯ「さて、と。後、そうだな、彼の好きな服装とかってあるのかい？」
エルシィ「コートが好きみたいね。結構、厚手の奴。なんでも、物騒な
世の中だから、あまり軽装なのは好みじゃないんだって。」
ＹＯＫＯ「ほう。」
エルシィ「それとね、右手は絶対、フリーにしておくのが癖ね。」
ＹＯＫＯ「怪我でもしているのかな？（^^;）」
エルシィ「さぁ？ でも、仕事の時は、別に右手も使っているから、
怪我ってことはないと思うわ。癖だと思うけど。」
ＹＯＫＯ「で、エルシィちゃんは腕を組む時は左側を歩くわけだ。」
エルシィ「そうね。・・・てぇ、今のはオフレコ、ね、そーして。」
・・・あの振り上げたティーポットを降ろしてもらえませんか？
エルシィ「オフレコ・・・いいわね？」
・・・あの・・・目がマジなんですけど・・・ＯＫです。
エルシィ「・・・ま、それくらいね。細かい部分はあまり気にしない人ね。」
ＹＯＫＯ「はぁ、そうですか。」
エルシィ「あら、もうこんな時間じゃない。ジェーンⅠからⅡへの換装作業が
終わっちゃうわ。もうガレージにいかなきゃ。
ＹＯＫＯ、もういいわよね。」
ＹＯＫＯ「ご協力、感謝。視聴者の反響が楽しみだね。」
エルシィ「・・・最初に見させていただくわ。一般公開前に。」
・・・（＾＾；）
ＹＯＫＯ「そりゃぁ、もう喜んで。あとでアクセスコードを送りますよ。」
エルシィ「楽しみにしてるわ。じゃぁね♪（＾＾）」