―雑記１―
いやー、早いもので、もう１１月も１１日間も過ぎてしまいました。
時間はほんと過ぎ去っていくのは早いです。
光陰矢のごとし、時は金なり、ですよね〜。
今回はちと小説の紹介です。
大規模投稿サイト Ａｒｃａｄｉａ さんの投稿掲示板「オリジナル」内にある
腕白関白（完結）
という時代小説です。
毎日更新して全３４話（後書き、外伝含む）を書き上げたことも驚きなら、
そのペースでありながら、とても質が落ちることなく、最後まで
高いクオリティを維持し続けたのも驚きです。
感想の数が1000を超え、閲覧回数（延べ）も４５万回を超えるなど、
あらゆる点で、他を圧倒しています。
お話としては、現代人が過去の人に憑依する系で、その相手はというと、
豊臣秀次……って誰さ？ って人もいるかと思いますが、秀吉の甥で、
一応、関白にもなった人なんですが最期には切腹させられてた方です。
妙なオーバーテクノロジー導入とか、思想飛躍とかがあるわけでもなく、
しかし、歴史の流れは少しずつ変化していき、そして……という、
久しぶりに泣いた小説でした。
伏線の張り方も見事で、「ここでそう持ってくるか！」と衝撃を受けました。
日本史にあまり詳しくない人でも読んで楽しめることは間違いなし、
詳しい人はより一層楽しめること間違いなしです。
無料で読ませて貰ったのがほんと、申し訳ないくらいです。
投げ銭システムがあるなら、通常の読み切り単行本くらいの額は出します。
読後感もとてもよかったです。
あと、とても羨ましく思ったことが一つ。
それは感想掲示板に妙な輩が湧いてないこと（＾＾；）
まぁ、突っ込み、批判をしようにも膨大な日本史の知識がないと、ケチすら
つけようがないですから、まぁ、湧きにくいんだとは思いますけど（笑）
実在の人物には、必殺技があるわけでもないし、ステータス表があるわけでも
ありませんから、歩む道が違い、経験が違えば、こう動くだろう、と
いった変化球があると、「なるほど〜」と思えてくるものです。
もちろん、筆者の高い力量あったればこそ、ですけど。
しかし、読んでてほんと、「濃い」感想掲示板だと思いました。
私は日本史が詳しいわけでもないので、七本槍とか言われても誰だか
わかんない、ってくらい疎いので、WikiPediaにも随分お世話になりました。
いやー、小説ってほんと、いいですね〜。