レイブン、それはこの『管理された世界』において唯一つだけその管理から逃れた職業だ。
ここ、（レイヤード）にはレイブンと言われる傭兵が沢山いる。
あるものは企業専属として、ある者は競技場のみで、そしてまたある者は自分の信念で、
自分の商売道具となるＡＣ（アーマード・コア）の力を振るう。
これはそんなレイブンの一人の物語だ。
シークレッド ブラッティー 管理された世界で０２
「さあ、やってきました。今シーズン目玉の一つ。現Ｅレベルアリーナファイナリスト『ヴァイス』、
ＡＣネーム『ファイアフライ』。そしてもう一人は今まで規格装備のみで戦った新人『ガイギス』、
ＡＣネーム『ベルガ・ウォル』、その赤黒い規格機体で今まで多数のＡＣを踏み倒しここ決勝まで上り詰めました。
今回は装備を変えた模様、一体どういう機体でこの決勝に望むのか！
さらにこの戦いで勝利した者は多額の賞金と賞品が授与されます！さあ、両レイブンの入場です！」
アナウンサーがそう言うと両端の扉が開いて２体のＡＣが出てきた。
その後２機は定位置に付くとゴングとなるブザーがアリーナに響き渡った。
ガイギスは開始と同時に、それまでのアリーナ戦と同じく近づきながら右腕武器CWG―MG―５００のトリガーを引いた。
しかしその銃口から発射した弾丸はそれまでのライフルの比ではなく連射速度は早いが一発の威力は低い。
だが結果的にその破壊力は今まで装備していたライフルと比べ早く大きな威力となっていた。
しかしヴァイスの乗るＡＣは重量型、しかも装備はＣＷＧ―GS―７２、
通称ショットガンと言われる発射と同時に多数の弾が飛び散る特殊銃、遠距離だと届かないが中距離だと広範囲に、
近距離だとその破壊力は絶大、その威力は装甲の薄いACだと瞬殺せれてしまうほどだ。
ガイギスもそれは解っているのか中距離まで詰め寄ったらその後は近づこうとはせず、その位置を保とうとしていた。
ヴァイスは勢いそのままに前進するが重量型二脚では追いつくことはできず、ショットガンを撃ちつつ前進を続けていた。
その甲斐あってかガイギスは壁にまで追い詰められ、次第に被弾数の数は増えてきていたがそれはどうやら、
ヴァイスも同じようで壁に追い詰めた頃にはもう機体各種から火花が散っていた。
ヴァイスはそれでも接近し逆転の一撃としてブレードを叩き込もうとしたがガイギスは空中にジャンプし、
ヴァイス上空からその全身にマシンガンを食らわせた。ヴァイスの機体は頭に穴が空き、左腕は取れ、
右腕のショットガンは上に上げようとしているその半ば途中で止まり、肩に背負っていたミサイルも破壊され、
まさに満身創痍だった。その瞬間アリーナのゴングが鳴り響きガイギスの勝利が宣言された。
ACは共に通常モードに戻り、ヴァイスも機体ほどダメージは受けてはいないらしく、
前面に多数の被弾をしたAC『ベルガ・ウォル』から降りたガイギスと笑いながら握手した。
ガイギスは握手した後痛そうに手をさすったが顔は笑っていた。
アリーナでの戦いの後、ガイギスはベルガ・ウォルを自分のトレーラーに積み、レイと共にロウスの待つガレージに戻った。
「へ〜素質は在ると思ってたけどまさか優勝するとはね〜。」
「そうなんですか？」
「まさかって……あそこなら勝てるって言うからコーテックスに無理いったんですよ〜？」
「解ってるって！けどあそこにしようって言ったのは夫よ？」
「そうなんですか？」
「…レイちゃん、それさっきも言ったよ。なんか夫はガイギスには才能があるって言ってたのよ。
あの人の目には狂いが無いね〜。」
「そうですか……ダルシメルさんはそんな事を…」
「…ダルシメル？」
「あ、レイちゃんには言って無かったわね。私の夫のことよ。」
「名前はサン・ダルシメル・フォンス、レイブンランクがＢでもうすぐＡと言う人なんだ。」
「ガイギス、名前が一つ足りないわよ。」
「え？名前は各自そのままでは無いんですか？」
「私はそう言ったんだけどあの人は頑なに拒否しちゃったのよ。
妥協案としてその名前の後ろにイルミの名前も付る事にしたのよ。」
「…長い名前になったんですね〜」
「そうね、けどレイブンネームは変わらずギルティッシュだけどね。」
「ギルティッシュ…ですか？」
「ええ…そう言えばガイギスって本名なんていうの？ここに来た時からガイギスって名乗ってたけど。」
「なんて言うの？」
「………………ええ〜と。」
ガイギスはそう言うと右頬を掻きながら天井を見て、その後前を向いた。
そこには赤いキラキラした目と、どこか悪戯っぽい黒い瞳があった。
「ねえなんて言うの〜？」
「教えて」
「う〜ん……………」
ガイギスは今度は腕を組んで下を向いた。
「ねえ、もしかして貴方……自分の名前を…」
「忘れました、思い出せません。」
ガイギスがそう言うとロウスはガクッとこけた。
「あ、あんたね〜自分の名前ぐらいちゃんと覚えてなさいよ」
「すみません」
「まあいっか、それよりガイギス、あんたどうするの？」
「明日はちょっと機体テストをしておこうかと、その後は情報収集して任務を探します」
「テストと言えばアリーナからパーツ届いてるは、これのテスト？」
「それも兼ねています」
「ふ〜ん……任務の時レイちゃんはどうするの？」
「その事に関して折り入って願いがあるんです」
「……ここで働かせろ？」
「はい、任務を一緒にさせる訳には行かないですから…」
「相変わらずね。解ったわ、レイちゃんはこっちで責任をとって預かるは……けど良いの？」
「はい、そのほうが安全ですから。」
「いや、私はレイちゃんに訊いたんだけど…」
「私は…………」
レイはガイギスの方を見た。
「俺は別に強制はしない、レイの好きにしていい」
「私は……待ちます」
「そうか、ごめんな」
レイは返事をせず首を横に振っただけだった。
ガイギスはレイの頭を撫でるとロウスに向き直った。
「そう言う訳でこいつの事よろしくお願いします。」
「まあ、いいけど。必ず帰ってきなさいよ？」
「はい、ちゃんと帰ってきますよ」
「そう言えばレイちゃんいつから？」
「明日からお願いします」
「解ったわ、じゃあ今日レイちゃん借りていい？」
「え？」
「別に良いですけど……どうするんですか？」
「今日は親睦を深めようとね」
「二人で？」
「ううん、ここの奴全員で。あんたも来る？」
「知っているでしょ？人が集まる所には行きませんよ」
「ま、いいけど。けどその性格直した方が良いわよ？」
「解ってはいるんですけどね・・・・レイの事よろしくお願いします」
ガイギスは珍しく頭を下げるとガレージを出て行った。
「ホント、あれさえなければもっと良い男になるんだけどね〜レイちゃんもそう思わない？」
ロウスはそうレイに話し掛けたが、レイは聞いていないらしくガイギスの背中を見ていた。
ロウスは呆れたようにため息を付くと整備員を呼び寄せた。
「ふ〜ん、て事はこのＦＣＳじゃ駄目ってか……」
ガイギスは今コーテックス傘下のテスト場にいる。
武装はアリーナの決勝戦で戦った機体に右肩にCWM―Ｓ６０―１０小型ミサイルを搭載している。
このミサイルは先のアリーナでの優勝商品だ。
ガイギスはテストを終えたらしく、施設にあるAC置き場にAC『ベルガ・ウォル』を置き、テストの成績を見に行った。
「現在のテストの成績は……命中率が右腕武器５３％、左腕武器１００％、右肩武器が７５％でマーカー激端数は３０、
ランクAです」
「ふ〜ん…結構高いじゃん？」
「よってコーテックスよりパーツを贈呈します。後ほどガレージへ送りますので確認してください。」
「はいよ〜」
「今日はもうやめますか？」
「ああ、別の奴に回してくれ。」
「解りました、お疲れ様でした。」
この施設のオペレーターはそう言うとなにやらデータを入力し始めた。
「ランクAっか、まあ来たパーツしだいだな。」
ガイギスはそう言うとトラックにベルガ・ウォルを載せるとレイの待つガレージに向った。
「今戻りました。」
ガイギスはガレージに着くとロウスがダッと走ってきた。
ガイギスはとりあえず挨拶をしたのだがどうやらそれどころでは無い雰囲気なので、ちょっと逃げ腰になった。
「ガイギス教えて！レイちゃんって何者なの！？」
「へ？何者って……裏路地に血塗れで倒れていた記録上にない人物…としか言えませんよ。
その事はレイを紹介して時に言いましたが？」
「そうじゃなくてなんであんなに凄いのかって聞いてるの！」
ロウスは凄く興奮しながらガイギスに詰め寄ったのだが趣旨がわから無く、
ガイギスは頭に？マークを乗っける事しか出来なかった。
「凄いって、レイはどうしたんですか？」
「え〜いもうちょっと来なさい！」
ロウスはそう言うとガイギスの腕を引っ張り、内部パーツを主に修理する場所に来た。
その一角に整備員の人だかりが出来ていた。
どうやらその中心にレイがいるらしくロウスは人を掻き分けながらガイギスを連れその中心に向った。
その中心にはどうやらコンピューターがあるようで、皆その画面に釘付けだった。
「ようレイ、ただいま。……どうしたんだ？」
「お帰りなさいガイギス。私がこのコンピューターで少し設定を変えたらみんなが驚いて…」
「？何の設定をいじったんだ？」
「ＦＣＳよ。」
「はい、ちょっとこのＦＣＳは命中率が良くなかったんで改良したの」
「……そんな事出来るんですか？」
「いいえ、そんじょそこらの素人が出来るもんじゃないは。私でも下手をするとＦＣＳ一つが使い物にならなくなる程よ。」
「……レイ、何でそんな事を始めたんだ？」
「私は力が無いから部品運びはでき無くて、ロウスさんがまずジェネレーターのオーバーホールの仕方を教えてくれて、
それをやってみたの」
「そしたらレイちゃんまるで今までやっていたかのような手捌きでさ、
ちょっと試したくなってラジエーターもいじらせてみたんだけどそれがビックリ、
ポンコツ同然のラジエーターがあっというまに直っちゃって、それならって事でＬＣＳの修理をさせたんだけど…」
「直すどころか改良まで上手くいったと？」
「ええ、私は全部基本的な事しか教えてないのにレイちゃんすぐに吸収しちゃって、
しかももしかしたら私より腕は上かもしれないし…だから何者なのかって詰め寄ったのよ。」
「……昔いじっていたのか天才なのか……それにしてもすげえなレイは」
ガイギスはそう感心して言うとレイは顔を赤らめて下を向いた。
ガイギスは下を向いたレイの頭に手を置くとよしよしと頭を撫でた。
「あの、ガイギス、お願いがあるんだけど………」
「はい？」
「もし良かったらレイちゃんに色々整備の事教えたいんだけど……良いかな？」
「別に構いませんよ、しばらくはここを拠点にしますから。」
「ありがとう！あ、ちゃんとレイちゃんにも給料を出すからその点は安心していいわよ。」
「俺としてはそれよりか……」
ガイギスはそう言うと後ろに群る整備員を見ながらレイをその群れから隠すようにした。そのほとんどは男だった。
「ん？………へ〜ガイギスもちゃんとした青春持ってるんだね〜」
「別に、俺はもう帰りますがどうします？」
「う〜ん、私としてはレイちゃんにもう少し色々させたいけど……」
「なら暫くそこいら辺うろついてからもう一度来ましょうか？」
「う〜ん、そこいら辺うろつくとか言って人通りの少ない所で立ち読みでしょ？
そんな健全でない事させるわけにも行かないし……」
「いや、まあ確かにそのつもりでしたが……ロウスさんは俺の保護者じゃないしそんな事言われても……」
「ま、仕方ないか、レイちゃん、今日はあがって良いわよ」
「はい、お疲れ様でした」
レイはそう言ってロウスに頭を下げるとガイギスの片腕に抱きついた。
ガイギスは行き成りそんな事をされて目を白黒させたが、ロウスが笑っているのを目の端に捕らえた。
「ロウスさん、レイに変な事教えないで下さい」
「あら？私はただ普通の恋する乙女がする行動を教えただけだけど？」
「……レイも離してくれ、その行為自体は嬉しいが視線が痛い」
ガイギスが言うように整備員たちが羨ましそうな眼差しと嫉妬の眼差しをガイギスに向けていた。
その中に女性の姿があったのは恐らくガイギスの気のせいだろう。
レイは特に残念がる様子を見せず離れたがガイギスの横にピタッとついていた。
「それじゃ帰ります」
「気を付けてね〜レイちゃんも頑張ってね〜」
「………なんかロウスさんから教えてもらったのが、まだあるみたいだな
…………っと忘れてた」
ガイギスはそう言うとくるっとロウスに向き直った。
「ん？どうしたの？」
「アリーナで貰った金でMWG―XCW／９０レーザーライフルと余った金で買えるジェネレーターお願いします。」
「了解、ジェネレーターの古いのはどうするの？」
「それは売ってください。その金も使ってなるべくならCGP―ROZがいいんですが……」
「う〜ん、難しいかもね。買えなかったらKGP―ZS４でも良い？」
「はい、CGP−ROV１０でも良いですよ」
「解ったわ…」
「後装備はミサイルとマシンガンをはずしてください。武装はレーザーライフルとレーザーブレードだけでお願いします」
「了解、けど良いの？まだ任務決まってないんでしょ？」
「ええ、どうせそこいら辺に転がってるレベルの低いの選びますから」
「そうなの？上手く取れれば良いけど」
「全くです。それじゃ」
ガイギスはそう言うと右手を上げながらガレージを出て行った。
レイはその後ろを付いて行き途中で一回後ろを向き整備員にお辞儀をして小走りでガイギスの後を追った。
「う〜ん、一人でのミッションで良いのが無いな〜」
ガイギスはパソコンの前で頭を抱えていた。
ディスプレイには『輸送車奪還』『ミラージュ部隊攻撃』『クレスト施設強襲』『不法侵入者排除』などの文字が出ている。
ガイギスはその中で迷いながらも封鎖地区侵入者排除をクリックした。
『セクション５１５から５１６にいる不法侵入者の排除を依頼する。
本来ならわが社の部隊が行わなければならないが我々も多忙だ。
さらにあそこは我々の管轄ではあるがさして重要な場所ではない。よってレイブンに依頼する。
場所の範囲が範囲だけに複数のレイブンに依頼をするつもりだ。なるべく建物は破壊しないように排除を依頼する。』
と書いてあった。依頼主はCREST，現在レイヤードで２番目に大きい企業だ。
レイブンを複数雇う事からして敵も少しはやるようだがさてとガイギスは考えた。
味方のレイブンが強ければ生還率は高い。もし弱くてもそれはそれ、腐ってもACだ。
恐らく敵はMTが多いだろう。しかしそれにしても複数という事が気になる。
ガイギスは他の依頼も見た挙句この任務をする事にした。
「複数のレイブンを雇う、相手は相当の手練れと言う事？」
いつのまにかレイは後ろからその画面を見ていた。
「うわ！ビックリした。行き成り後ろから話し掛けんな。まあ複数と言っても数に制限は無い。
上手くやれば何もせずに金が貰えるって寸法だ。」
「なら良いの…気を付けて」
「ええと……集合時刻は明日の８時か。レイすまないが明日は早く起きてもらうぞ」
「はい、朝ごはんは？」
「………食ってく」
「解りました。そう言えば明日は私が食事当番ね」
レイがこの家に来て最初に決めた事は家事の配分で、ガイギスは洗濯物担当、レイは掃除担当、
そして料理は１日交代でする事になった。
レイは記憶が無いわりになかなか料理が上手くその腕は料理研究家でも唸らせる事が出来るだろう。
「解ったわ、それじゃお休みなさい」
レイはそう言うと自分に割り当てられた部屋に戻った。
ガイギスはレイの後姿を少しの間見るとまたパソコンでなにやらいじりだした。
と、行き成りレイがガイギスの右頬にキスをした。
「のわ！レイ、もう寝るんじゃなかったのか？」
「はい、もう寝ます」
「じゃ、今のはなんだよ！？」
「ロウスさんから教えてもらった＜恋人同士の挨拶＞よ」
「……頭痛くなってきた。まあいいや、レイ、お休み」
ガイギスはそう言うとレイの頭を撫でてからパソコンの電源を消し、自分の布団に入っていった。
レイも撫でられると嬉しそうな顔をしてそのまま自分の部屋に戻っていった。
ガイギスは５時半に起きるともうレイが朝食の準備をしているらしく台所から音が聞こえる。
ガイギスはその場で欠伸と背伸びをすると立ち上がって服を着替えた。
レイはまだパジャマのままでエプロンをその上に着ている。
ガイギスは朝ごはんをレイと一緒に食べて、ガレージへと出掛けた。
「おはよう、ジェネレーター今取り付けてる所だから。」
「有り難う御座います、何が手に入りました？」
「CGP―ROZよ」
「へ〜良く買えましたね〜」
「いや、実はちょっと足りなくて借金したんだ。だからそのぶん稼いで来てね〜」
「は〜……解りましたよ、今回のは結構高額だから問題ないはずですよ」
「そうなの？気を付けてね」
「問題はありませんよ」
ガイギスはそう言うと整備が全て終わったＡＣベルガ・ウォルに乗り込み、トラックに積んだ。
ガイギスはＡＣから降りてトラックの運転席への階段に足をかけた。
「それじゃ行ってきます」
「はいよ〜頑張ってね〜」
ロウスはそう軽く言った。ガイギスは苦笑して登ろうとしたが誰かに服を引っ張られた。
「ん？」
ガイギスは振り返るとレイが心配そうな顔でいた
「レイ…ふう、行って来る」
「はい………」
「そんな顔をするな、行きづらい………」
レイはガイギスがそう言ってもレイは心配そうな顔をした。
ガイギスはため息を付くとレイのおでこにキスをした。レイは驚いたような顔をした。
「まあいきなりは無理か、ま、心配な顔以外を見れたから良しとしますか。」
ガイギスはそう言うとトラックに乗っていった。
あとがき
太助＞う〜ん……あれ？ここは？シャオ！？シャオ！
シャオ＞う…ん………あ、太助様、おはよう御座います
太助＞いや、そうじゃなくて…ここ何処だか解る？
シャオ＞いいえ…あれ？無い！
太助＞え？
シャオ＞支天輪が無い！
ガイギス＞それは私が預かってます
太助＞あなたは？
ガイギス＞私はここで小説書きをしている者です。実は貴方がたにちょっとコメントを頂きたくて
太助＞う〜ん、それは……
がイギス＞そうして頂ければこれは返しますし……（太助の耳元で）邪魔者もここにはこれませんよ
太助＞よし、俺はいいよ、けどシャオは？
シャオ＞私も太助様と一緒なら……
ガイギス＞では早速読んでいただきましょう！
ガイギスはそう言うと懐から原稿を二枚出して太助とシャオに渡した
太助＞なんか戦闘シーンが少ないくない？
ガイギス＞う…
シャオ＞この小説でのガイギスさん、本命を忘れちゃったってなんか可愛いですね〜
太助＞確かに、けどロウスさんの性格、うちのねーちゃんに近い物を感じる
ガイギス＞確かに、最初の設定ではもう少し大人しいはずだったんだけど…まああれはあれでよし！
シャオ＞けどレイさん凄く頭がいいみたいですね〜
ガイギス＞まあ天才って設定だからね
太助＞なんかレイさんってシャオに通じる所があるな〜
ガイギス＞…確かに、まあ今は頼れるのが少数だから…だと思います
シャオ＞けど最後のレイさんの行動、私わかるな
太助＞シャオ……御免ね、これからはそんな事思わせに用にするから
ガイギス＞まあシャオ君はまだそう言う感情が解らない様だからね、太助君も頑張ってくださいよ
太助＞勿論！シャオの為ならどんな事でもします！
シャオ＞太助様（顔が赤くなった
太助＞（自分で言って顔が赤くなった
ガイギス＞ありゃりゃ、お互い赤くなっちゃって、まあそんな二人は置いといてっと、
これからも続きますので期待しないで待っていてください。
あ、後感想を頂けたら嬉しいです。
太助＞（顔を赤くしながらシャオの方を盗み見る
シャオ＞（顔を赤くしながら太助の方を盗み見る
ガイギス＞まだやってるよ。ご意見ご感想お待ちしています！
感謝の言葉：
あぁ、どんどん妙なことを吹き込まれるレイちゃん（＾＾；）
ガイギスくんの理性は保ち続けられるのか！？
今後の展開が楽しみですね♪
もっとも死と隣り合わせの職業が「レイヴン」。
自分が生き残るためには相手の屍を踏み越えるしかない。
人はそれを矛盾というのでしょうか…。
さて、読まれた方は、ガイギスさんに感想と気力を送りましょう♪
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読者からの反響は作者のやる気を湧き出させます。
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