暁の守護天使

第０５話「苦戦」

「なあ、娘に会うてみいひんか？」

突然の申し出に戸惑うユウリに、ハルアキはさらに言葉を続けた。

「君は、娘の命の恩人や。娘も会うてみたいて言うとるんでな、君さえよければ、ぜひ会うてみて欲しいんや。どうやろか？」

「………ぜひ、会わせて下さい」

何やら悲壮な決意をしたようなユウリの顔を見て、一瞬肩をすくめるハルアキ。

「ほな、ついてきてくれるかな？」

そう言って歩き始めたハルアキに、ユウリは重い足取りでついていった。

コンコン、とノックをしつつ中へ声をかけるハルアキ。

「ナツミ、入るで」

扉を開けて中へ入ると、綺麗な黒髪をおかっぱにした、小学生らしき少女がベッドに横たわっていた。

「どないしたん、お父さん。また戻ってくるやなんて、珍しいこともあるもんやなぁ」

「実は、お前に会わせたい人がおってなぁ、無理言うて来てもろたんや」

「会わせたい人て、そのお姉ちゃんのこと？」

「せや、碇ユウリさん言うてな、あのロボットのパイロットなんや」

「ええ！ホンマかいな！！」

「こんなんで嘘ついてどないすんねん。ほら、ユウリさん。これがワシの娘のナツミや」

「あ、あの…碇ユウリです」

取り敢えず自己紹介するユウリであったが、その声は消えてしまいそうな程に小さい。

「ホンマにお姉ちゃんがパイロットなん？」

「え、ええ」

「そっか。ホンマおおきに、お姉ちゃん！」

「へ？」

てっきり罵られるものと思っていたユウリは、あまりに予想と違う反応が返ってきた為マヌケな返事をしてしまった。

「へ？て…お姉ちゃんがウチを助けてくれたんやろ？お礼言うんは当たり前やんか」

「でも、私のせいで…」

「何言うてんねんな、お姉ちゃんがおらんかったら、ウチは死んどったかもしれん。それが怪我で済んだんやで、ホンマもうけモンや」

あくまでも明るいナツミの笑顔に、思わず涙を流すユウリ。

「なんや、泣かんでもええやんか。ウチの怪我のことなんか、気にせんでもええんやで」

「うん…アリガト……」

ますます涙が止まらないユウリであった。

それから数分後、ようやく涙がおさまったユウリ。

そのユウリの頬が腫れているのに気付いたナツミが、ユウリに尋ねた。

「お姉ちゃん、そのホッペタどないしたん？」

「あ、あの…これは…」

あなたのお兄さんに殴られたの、とはさすがに言えないユウリ。

どうしたモノかと悩んでいると、ハルアキがあっさりバラした。

「トウジのアホがやりおったんや。『お前のせいで妹が怪我したんや！』て言うてな」

「なんやそれ、完璧にいいがかりやんか！あのアホ、なんちゅうコトしよるんや！！」

怒りに顔を真っ赤にするナツミ。

「お姉ちゃん、あのアホにはウチからきつう言うとくさかい、カンニンな」

謝るナツミに、ユウリは恐縮してしまう。

「あ、あの…悪いのは私なんだし、別に怒らなくても……」

「あかんで、お姉ちゃん！こういう事はビシッと言わな、お兄みたいなアホはナンボでもつけあがりよるんやで！」

怒るナツミを宥めようとしたその時、ユウリの携帯の呼出音が鳴り響いた。

「はい、碇です。はい…了解です。直ちに向かいます！」

「なんや、もしかして、使徒か！？」

「はい、私、行ってきます！」

「お姉ちゃん！また来てな、絶対やで！」

「うん、戦闘が終わったらまた来るね。それじゃ！」

ユウリが走り去って行く姿を見送ったナツミが、ポツリと呟いた。

「お姉ちゃん、死んだらあかんで…」

その頃、発令所のメインスクリーンには、ＵＮの使徒への攻撃の様子が映し出されていた。

空飛ぶ烏賊のような奇怪な姿をした使徒に対し、ミサイル等が襲い掛かる。

だが、使徒はそれらに対して全く反応せずに悠々と飛行を続けていた。

「司令の留守中に第４の使徒襲来か…以外に早かったわね」

「前回は１５年、今回はたった３週間ですからね」

ミサトの呟きに日向が応えた。

「こっちの都合はお構いなしか、女性に嫌われるタイプね」

そう言う問題じゃないだろ、と心の中でツッコミつつ、ロンゲのオペレーター青葉シゲルがミサトに報告する。

「葛城一尉、エヴァの出撃要請が来ています！」

「フン、言われなくても出すわよ。リツコ、エヴァの発進準備は？」

「完了したわ、いつでもＯＫよ」

「よし、エヴァ初号機発進！」

地上に射出された初号機が、使徒と相対する。

すると、今まで水平な状態で飛行していた使徒が、直立姿勢へと変化した。

「ユウリ、今回はシミュレーション通り、使徒のＡＴフィールドを中和、パレットライフルで攻撃。いいわね！」

「了解です。エヴァ初号機、いきます！」

パレットライフルを構えながら、慎重に間合いを詰める初号機。

そして、ついに両者のフィールドが触れ合った。

「いけぇ！」

ライフルから高速で撃ち出される無数の劣化ウラン弾が、使徒に襲い掛かる。

しかし、着弾した弾丸は、大量の粉塵となって視界を塞いだ。

「クッ、これじゃ視界が…」

ユウリはすかさず射撃を中止し、間合いを取ろうとした。

その瞬間、粉塵の煙幕を切り裂き、何かが初号機に迫る。

「！！」

驚異的な反射神経故か、あるいは勘か。

かろうじて避けたユウリだったが、パレットライフルが切断されてしまった。

視界が晴れると、そこには左右に一本ずつ、光の鞭のような触手を生やした使徒がいた。

「ライフルを切断したのはあれね…来る！」

使徒が、凄まじい速度で鞭を振り回し始めた。

どうにか回避しつつ、刃状のＡＴフィールドを飛ばして反撃するユウリ。

だが、回避に集中している為に威力が上がらず、ほとんどダメージを与えられずにいた。

「パレットライフルは通用しない、プログナイフを使うには、鞭の雨をかいくぐって接近しなくちゃいけない。コイツ、手強いな…」

無意識に呟くユウリの声は、発令所にも流れている。

「随分冷静ね、あのコ。この状況で、心理グラフに全く乱れが無いわ」

リツコのコメントにチラリと視線を向けたミサトは、これまた無意識に親指の爪を噛んでいた。

完全な手詰まり状態の中、ついに音速の鞭が初号機を捕らえた。

「アンビリカルケーブル切断、内部電源に切り替わります！」

マヤの叫びが発令所に響く。

「！！…しまった！！」

そのことに気を取られたのか、一瞬動きが止まる初号機。

その隙を突いて、使徒の鞭が初号機の足に巻き付き、空高く放り投げた。

一方その頃、鈴原トウジと相田ケンスケの二人は、病院から程近いシェルターに避難していた。

「チッ、まただ！」

「どないしたんや、ケンスケ」

携帯テレビの画面から目を離さずに叫ぶケンスケに、興味なさげな声で尋ねるトウジ。

「報道管制だよ、一般市民にはなにも教えないつもりなんだ！」

「さよか」

生返事を不信に思ったケンスケが振り向くと、そこには右の手の平をじっと見詰めるトウジの姿があった。

ため息をついたケンスケは、トウジに言った。

「トウジ、お前後悔してんだろ」

「何をや」

「あいつを殴った事だよ」

「あいつって、あのパイロットのことかい」

「そうだよ。ホントはお前だって解ってるんだろ？やつあたりだってこと。あの時あいつが戦わなかったら、俺達みんな死んでただろうな」

「フン、そんなモン知るかい！」

「たく…しょうがないな、それじゃあこうしよう。外の戦闘を見に行くんだ」

「ナニ言うとんのや、危ないやないけ！」

「そうかもしれない。でも、それなら一番危険な所に居るのがあいつじゃないのか？あいつは、一番危険な所で体を張って戦ってんだ、俺達の代わりにさ」

「く…それは…」

反論できないトウジに対し、ケンスケはさらに詰め寄る。

「だろ？あいつが命の恩人だって事実を否定したお前には、知る義務がある。あいつがどんな風に戦ってるのか、どんな思いで戦ってるのかをな」

「ケンスケ、オノレ…ホンマは自分がドンパチ見たいだけとちゃうんか？」

「フ…もちろんそれもある！」

胸を張って言うケンスケ。

「ハァ、ホンマに自分の欲望に正直なやっちゃな。よっしゃ、行ったろやないけ！」

「そうこなくっちゃな」

ニヤリと笑い合うと、二人は階段を駆け上がっていった。

外へ出た二人は、付近の小高い丘に登って行く。

「おー、やってるやってる！」

嬉々としてカメラを構えるケンスケ。

先程、トウジに対して放ったシリアスな台詞が嘘のようだ。

「げ、あれが使徒っちゅう奴かいな。気色悪いのう…」

それとは対照的に、トウジは目の前の異形の巨大生物に、明らかな嫌悪感を示している。

「おい、なんや苦戦しとるみたいやで」

「お前が殴ったのが効いてんじゃないの？」

「ぐ…」

「なんてな…けど、それだけじゃないさ。あの化け物の鞭みたいなヤツ、多分音速を超えてるぜ。そんなの、そうそうかわしきれるもんじゃないよ」

トウジに状況を解説するケンスケ。

どうやら、以外にもなかなかの観察眼を持っているようだ。

カメラ小僧侮り難し、といったところか。

しかし、彼等はこの時、戦いを一目見た事に満足して逃げるべきであった。

話し込む二人の頭上に、紫の巨人が飛来したのである。

「「うわぁーーーーーー！！！！！！」」

「痛ぁい…ハッ！使徒はどこ！」

地面に叩きつけられたショックで、一瞬視界が真っ白になったユウリ。

機体を起こそうとしたその時、アラーム音が鳴り、周辺警戒モニターが現れた。

モニターを見たユウリの目に飛び込んできたのは、初号機の指と指の間で震える二人の少年の姿だった。

「あれは…相田君と、ナツミちゃんのお兄さん！？…クッ、いけない！！」

飛来する鞭をかろうじて受け止めたユウリだったが、手の平が焼ける痛みに顔をしかめる。

その映像は、当然発令所にも流れていた。

「ユウリちゃんのクラスメイト！？何でこんなところに！」

叫びつつ、モニターを凝視するミサト。

拡大された少年達の映像の脇に、その身元が表示されている。

「どうするの、ミサト」

リツコの問いに、自慢のカンピューターをフル回転させていたミサトが答える。

「そうね、ＮＥＲＶの作戦部長としては戦闘続行と言いたいところだけど、それをやったら、あのコは戦えないわ」

「じゃあ、どうするって言うの？」

「こうすんのよ。ユウリ、エヴァを現行の状態でホールド、そこの二人をエントリープラグの中に入れなさい！私が許可します！」

「民間人をプラグの中に入れるなんて正気なの、ミサト！越権行為だわ！」

「いいえ、戦闘時における私の権限の順位は、副指令の次よ。リツコの方こそ、越権行為じゃないの？いいからやっちゃいなさい、ユウリ！」

「了解です！」

「おいケンスケ、コイツ動かへんで。どないしたんや？」

鞭を受け止めたまま一向に動かない初号機に対し、トウジが疑問を投げかける。

「俺達がここに居るから動けないんだ！」

「なんやて！」

二人の心に『後悔』の二文字が重くのしかかってきたその時、頭上から声が聞こえた。

「そこの二人！乗って、早く！！」

見上げると、初号機の首の後ろ辺りから筒状のものがせり出し、そこからワイヤーが降りてきていた。

二人が乗ったとたん巻き上げられるワイヤー。

二人が筒に飛び込むと、そこは液体で満たされた空間だった。

パニックになる二人に、ユウリの声が飛んだ。

「呼吸出来るから大丈夫！とにかく何も考えずにおとなしくしてて、気が散るから！」

その言葉に反応して何か言いかけたトウジを制し、ケンスケは返答した。

「すまないな、なるべく邪魔しないようにするよ」

その言葉に手を上げて応えたユウリは、シンクロを再開した。

しかし、ユウリの頭にいつもとは違う、異質な感覚が流れ込んできた。

「うわぁぁぁーーーーーーーー！！」

ユウリの絶叫に、発令所内の緊張感が高まった。

「神経回路にノイズ発生、シンクロに支障が出ています！」

「異物を二つも入れたせいよ、どうするのミサト！」

「ユウリ、とにかく撤退しなさい！このままじゃ、あなたもそのコ達もただでは済まないわよ！」

「………了解…です…」

ユウリは、自分を襲う強烈な頭痛と嘔吐感に耐えて返答した。

「（母さん…私に力を貸して…母さん…）！！うぉぉーーー！！」

先日の戦闘において、初号機に母が存在する事を確信していたユウリは、母に呼びかけた。

第３使徒戦以後、常時高いシンクロ率をキープしていたのも、母の存在に気付いたが故である。

そして、我が子の願いに応じたのか、初号機の目に再び光が灯った。

「初号機、再起動！シンクロ率…１２５％！？」

「バカな！マヤ、その数値、間違いないの？」

「ハイ！計器類は全て正常です」

メインスクリーンには、再起動した初号機がバックステップで使徒から距離をとる姿が映っていた。

しかし、使徒はそれまで見せなかったスピードで、初号機に追いすがる。

どれだけ距離をとっても、使徒はそれを上回る速度で接近し、鞭を振るう。

背を向けて全力で走れば、あるいは逃げる事は出来たかもしれない。

だが、戦闘中に敵に背中を見せるなどという愚かな行為が、ユウリに出来る筈もない。

やむを得ず、ユウリは撤退を断念した。

「逃げ切れない…応戦します！」

ユウリのいきなりな発言に、発令所の面々はあっけに取られた。

初号機の活動限界まで、あと９０秒程しか残っていないのだ。

ＡＴフィールドを飛ばして使徒を足止めしたユウリは、再び間合いをとって機会を待った。

そして、活動限界まで６０秒を切ったところで事態は動いた。

それぞれ、全く別の角度から襲いかかる二本の鞭。

それをＡＴフィールドで切断したユウリは、コアに向けて必殺の一撃を放つべく間合いを詰めたのだ。

だが、作戦通りにはいかなかった。

瞬時に再生された二本の鞭が、初号機の喉と腹部を突き刺したのだ。

凄まじい激痛に声も出ないユウリだったが、勝利への執念が痛みに勝った。

「初号機のＡＴフィールドが、右手に集中していきます！」

「まさか…」

マヤの報告に対し、推論を述べようとするリツコ。

だが、リツコが口に出す前に、結果が現れた。

使徒に向けて突き出した初号機の手から、ＡＴフィールドが剣状に伸びてコアを貫通したのだ。

それから数秒、使徒のコアから光が消えた。

「パターン青、消失。使徒、完全に沈黙しました！」

青葉の報告に我に帰ったミサトが、作戦の終了を宣言する。

それを聞いたユウリは、緊張の糸が切れたのか、大量に吐血して気を失った。

それから数分後、担架で運ばれるユウリを見送ったトウジとケンスケは、保安部に拘束され、たっぷり絞られてから解放された。

余談だが、二人は父親から盛大なカミナリを落とされたたという。

そして、二人の少年の父親達は、半年間の減俸を言い渡された。

そして、シャムシエル戦の翌日。

「ナツミ〜、入るで！」

そう言って病室のドアを開けたトウジの頭部に、何かが勢いよくヒットした。

その衝撃に、倒れ込むトウジ。

かろうじて体を起こしたトウジの目に映ったのは、金属製の目覚し時計であった。

重くはないが、非常に硬くて角が尖っている。

「な…何や、一体……」

呟くトウジの耳に、ナツミの怒声が飛び込んだ。

「この、ドアホウ！！！命の恩人の、しかもオナゴの顔どつくやなんて！！！何考えてんねん、このアホ兄貴！！！」

「ナ、ナツミ…お前、何でその事を知っとるんや！？」

狼狽するトウジに、ナツミはさらに怒声を浴びせる。

「お兄に殴られたお姉ちゃんを、お父んが連れてきてくれたんや！オナゴ泣かすやなんて、ホンマに最低やな！！」

「な、泣いとったんか、アイツ…」

「エエか、お兄！お姉ちゃんに謝って許して貰うまで、この部屋には立ち入り禁止や！」

「な、何言うとんのや、ナツミ！」

妹を一人にはしておけない、と思うトウジは当然のごとく抗議する。

しかし、ナツミはそんな兄の心を解っているのかいないのか、さらに怒声を浴びせた。

「エエから、さっさと出て行かんかい！！謝って許してもろて、ウチにその証拠を見せるまでは許さへんからな！！」

ナツミに病室を追い出されたトウジは、『病院内は走らない！』などと看護婦に怒られながら帰って行った。

第４使徒戦から一週間後、ようやく登校したユウリは、トウジに呼出を受けた。

「スマン転校生、堪忍や！」

いきなり土下座したトウジに、面食らうユウリ。

「ワシは、オノレのこと何も知らんと一方的に殴ってしもた。オマケに戦闘の邪魔までしてしもて…ホンマにスマン！」

「私がナツミちゃんに怪我させたのは事実だし、戦闘時のこともたっぷり怒られたでしょ？だからもういいの」

「し、しかし、それではワシの気が済まんのや！」

土下座の姿勢を崩さぬまま、なおも言い募るトウジ。

そんなトウジに対し、ユウリは右手を差し出しつつ微笑んで言った。

「じゃあ、友達になって。それでチャラにしよ？」

しばらくの間ユウリの顔を見詰めていたトウジだったが、勢い良く立ちあがると、おもむろにユウリの手を握った。

「よっしゃ、ワシらは今からマブダチや！よろしゅう頼むわ。それから、ワシのことはトウジて呼び捨てにしてくれや」

「了解。…そこに居るのは相田君だよね、出てくれば？」

「バレてたか。この間はすまなかったな、許してくれ。それから、俺のことはケンスケと呼び捨てにしてくれ」

「了解。よろしくね、トウジ、ケンスケ！」

その様子を物陰から見ていたマナとマユミは、事の成り行きにほっと胸をなでおろすとその場を去っていった。

＜後書き＞

シャムシエル戦終了しました。

トウジと和解しましたが、果たして彼に出番は？

ところで、前回説明不足だったかな、と思ったのでここに書きます。

ナツミが入院しているのは、一般の病院ではなく、ＮＥＲＶの病院の一般病棟です。

下級職員や、職員の家族が利用する為の場所という事になっています。

さて、次回はいよいよラミエル戦です。

できれば、次回も広い心でお読み下さい。

Ａ．Ｔ．フィールドを攻撃に転化させることまでできるなんて多芸ですね〜。
痛い想いはしたものの、なんとかシャムシェル戦も終えて一安心。
トウジとの軋轢もとりあえず解消されて、今後の日常は平和になるのか、な？

さて、読まれた人は Ｔ．Ｈ さんに感想と一緒に気力を送って、執筆活動を
がんばってもらいましょー♪