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ドゴォォォォン、ドゴォォォォン、ドゴォォォォン
少しずつ大気摩擦で赤熱化し始めたサハクィエルの骸に対して
ＵＮ軍の基地から発進したＦ１５Ｘ高空迎撃専用機群が
最大仰角のまま天空に向かって、FLRASM（Future Long Range Air to Space Missile）を
解き放ち、Ｎ２弾頭の巨大な火球をＭＡＧＩが算出した位置で次々に
発生させて衝撃を計算通りに叩き込む。
骸は炎を纏ったまま、第三新東京市直撃コースへと方向を変えた。
大気層を突き破り、世界を震わせながら墜ちる巨大な炎と化したサハクィエルの遺骸は、
その姿を網膜に焼き付ける人々に、拭い去りようの無い恐怖を刻み込む。
空が落ちる…
前世紀の映画やアニメの中だけで語られてきた悪夢が現実となって現れた。
＊
弐号機によってリニアカタパルトに戻された初号機が
ジオフロントへと戻り、地上には零号機と弐号機だけが残った。
「レイ、地表にはもう人はいないから安心してフィールドの広域化、やっちゃって。
アスカは、広域化の成功、失敗に関係なく、サハクィエルの
激突時間９０秒前から６０秒間、エンジェルバスターを連続射撃。
弾は全部で５００発！ きっちり撃ち終わるはずよ。
射撃位置は第三新東京市で一番、装甲強化されてる個所を選んだわ。
射撃開始と同時
ジオフロント
とても全ては中和できないから、そのつもりでね。
レイは、こちらからの通信で広域化を中止すること。
もし声が届かないようなら、電気刺激で強制的に集中を中断させるわ。
その後、残り３０秒でエヴァ２機は落下地点に移動し、
サハクィエルの遺骸を手で受け止めること。
作戦の流れはそんなところ。
…２人とも…いいわね」
『…手で受け止める？』
「そ。サハクィエルが還る前の話は、相手にＡ．Ｔ．フィールドがある場合が前提。
今はもう、フィールドがない、ただの隕石と変わらない骸だから、
エンジェルバスターの威力は軽減されることなしに直接、叩き込める。
落下速度は大きく軽減できるし、大気摩擦熱でかなりの質量が蒸発するわ。
だから、計算上はなんとか２機で止めることができるはずよ」
初号機が稼動できれば万全だったけど…とは判っていても言わない。
『ミサト
「エヴァクラスの機動兵器が動くとそれだけで、一般的に言うところの
地震が発生した時と同じ被害を及ぼすことになるのよ。
ただ紛らわしいから、戦闘時の地震と、地殻変動に伴う通常の地震を区別するために、
エヴァが起こす地震
リツコが軽い口調で和ませるように説明を行う。
実際、今までの戦闘でも揺れは酷かったがそれはあくまでも戦闘によって
発生したとわかるごく短時間の小規模なものだったため、明確な区別は
されることはなかった。
しかし、今回は大型地震クラスの揺れが６０秒間持続するのだ。規模が違い過ぎる。
そのため、各国に対して通常の地震と異なる、と明示する必要性が出たのである。
『震源地は弐号機、って訳ね』
「ご明察」
『ＭＡＧＩシステム、エンジェルバスターへの射撃補正支援を開始。
全粘着榴弾への飛翔コース設定を完了しました』
『全職員、ならびに避難中の市民の皆様へ連絡します。
これより１０分後、第三新東京市直上４０ｍを震源とす
震度６〜７クラスの揺れが６０秒間、継続されます。更にその３０秒後に
震度８クラスの揺れが発生します。各員、衝撃に備えてください』
※震度８ あらゆる構造物が倒壊し、地割れ、山崩れ、地滑りによって
地形が激変する…というランクでセカンドインパクト以降に
設定されました。
弐号機がゆっくりと全長２００ｍにも達する多薬室機関砲”エンジェルバスター”を
サハクィエルの骸が落ちてくる位置に向けて構える。合計２１基の薬室で作動テストが
行われ、砲の各所からエンジンのように独特の音色を持った駆動音が響く。
『エンジェルバスター、各部動作問題なし』
『さ、レイ。今度は私達の番よ！』
『えぇ。…アスカも…気をつけて』
地下に退避した初号機の…シンリの無理をしてまでサハクィエルを
「還した｣行為を無駄にはしない、その想いは二人とも同じだった。
『誰にモノをいってんのよ。頭脳明晰、成績優秀、眉目秀麗な私が
万に一つもヘマすることなんてあるわけないわ！
レイのほうこそ上手くやりなさいよ。
骸は止めたけど、都市は消えましたじゃ、洒落になんないんだから』
『（こくん。）』
第三新東京市の中心に立った零号機。
レイはモニタに映るミサトが無言のまま頷いたのを受けて、
静かに、前回の広域化試験と同じように、少しずつ自らの心に向かい、
周囲へと広げていこうと集中し始めた。
＊
心を広げる…
私の心を零号機に合わせて一つになるように、エヴァの心を少しずつ
少しずつ、広げていく。実験後に赤木博士から聞いた”世界の心”は
感じられない。
…でも、零号機が心を広げないと、弐号機が射撃をした際の衝撃波で
第三新東京市は文字通り、消えてしまう。
…それは駄目。
海の気配を感じるまで…広げる…
…けれど、ジオフロントという枷がないから…？
世界そのものと触れ合っている、という状況が、前回と違うから…？
前の試験の時と同じように…それ以上に、”私の中にいるもう一人の私”の
心が強く…私と零号機の心よりも速く走り始める。
”私の中にいるもう一人の私”は解放感に、血が凍るような表情で微笑んだ。
＊
…これが心を広げる、ということか。
トウジ、ケンスケ、マナと共に待機室にいたカヲルだったが、黒の月の障壁を
越えたところから、零した水が染みていくように広がっていく零号機の心を
感じて、これまでにない心…Ａ．Ｔ．フィールドの使われ方を
興味深く「見て」いた。
ゾク
突然、感じた嫌な予感。
使徒が最後の一撃を叩き込まれた時のような、死の匂いを感じて
全身に寒気が走った。
気配は二つ。
それまでの零号機…レイの気配を覆い尽くすように広がる異質な気配。
無制限に広がっていく制御できない膨大な意志の暴走。
そしてもう一つ。
…それは、上から感じる気配に呼応するかのように下から湧き上がってくる
巨大なもう一つの意志。
アダムか！！！
巨大だが微かにしか感じられない意志の匂い。
何が起きる、というのか。
一瞬にしてジオフロント内全てを下から広がってきた意志が覆い尽くす。
「な、なんや、こりゃぁ」
「・は…な…なんなんだ…！？」
「綾…波…さ…さん？」
トウジ達の驚きの声、その後に続いたマナの恐怖を含んだ虚空への問いかけに、
気配の変化を観察しているような時でないと悟ったカヲルが、マナ達の周囲に
纏わりつくように微かに映る意志の流れを「見た」。
中学生の制服を着た蒼い髪の少女、綾波レイ。
だが、浮かべている表情はいつものソレと違ってどこか人とは異質。
直前に感じた「死の匂い」はこれか！
共鳴！？ アダムの心は止まっているのか！？
いや…今はそんなことを考えている時ではない！
「消えろ！」
ジオフロントの外殻、黒の月の内側全ての、下から溢れてきていた意志によって
方向付けられていた「世界の向き」を、攪乱するに足るだけの極微な力で
全てを薙ぎ払い、そのまま「風」を舞わせ続ける。
そのまま「ジオフロントの中」を全て「見て」、目の前にいるトウジ達と同様、
下からの意志と、今、送った「風」と、僅かに戻ったリリンの意志が
混ざり合い、人々が混乱し、一種、呆然自失状態に陥っていることを知った。
リリンであってリリンではない「ＭＡＧＩ」は活動を続けていて、
零号機、弐号機のサポートに支障が出ていないことも。
汗が一滴、落ちる。
「…これは…永くは持ちそうにないね」
まさか、「力」をリリンの欠片に影響を与えないだけの弱さで
使い続けるのがこんなに大変なこととは…。
その時、思い出したのは、沖縄で最初にやったガラス工芸。
プレゼント用に動物をモチーフにしたペーパーウェイトを作ろうとした。
けれど、小さなものを作ろうとして、出来上がったのは色ガラスの塊。
それが動物とは説明されてもわからない怪しげな物体だった。
「渚君、小さなモノを作るのは簡単に見えて大変なことなんだよ。
初心者は手頃なサイズから始めないと、ね。
え？ あぁ、もちろん、大きなサイズは別の意味で大変だよ」
結局、残り時間もなくペーパーウェイトを作るのは諦めた。
出来上がったのは、吹いて作ったちょっと歪なグラスが１つ。
器用でもない、経験もないカヲルにはそれが精一杯だった。
「…理解したつもりだった…ってことかな？」
如何なる時でも疲労の色を見せることのなかった身体が悲鳴をあげる。
力を極小で放ち続ける負担がカヲルのバランスを崩してしまっていた。
けれど、なぜか、笑みが浮かんできた。
＊
どこまでも広がっていく”私の中のもう１人の私”の心。
漠然とした”世界の心”という概念に合わせなくては…という
私の想いも、イメージ化できない、感じ取れないモノに焦点が合わない。
意識を広げる
その想いは私も同じ。
だから、”私の中のもう１人の私”の躍動を止められない。
世界が…別の色に…染まる
混乱していく世界。
満ちていく別の大きな意志の前に、”自分”という小さな存在が維持できなくなる恐怖。
波に崩され消える砂の城のように…人が…生き物全てが…
・
・
・
・
ニャン♪
突然、私の心に入り込んできた愉しげな鳴き声。
それは全てが無に向かっていこうとしていた私の心に変化を与えた。
小さな猫
白い毛並み、赤い瞳
山岸さんの飼い猫のライ
ペンペン
好きな動物
動物が好き、碇くん
森の動物、木々、風の流れ、生き物の気配
写真を撮って笑ってるアスカ
私達の写真を誉めてくれるミサトさん…
子猫の鳴き声から生じた波紋が私の心に次々に記憶を呼び起こす。
記憶…私を形作るもの、私の周りにあるもの、全て。
私と触れ合う人達のイメージ、学校のイメージ、ＮＥＲＶで出会う
沢山の人々のイメージ。私が触れる…世界。
そう…世界。
私の周りの、世界のほんの一部。
でも、それもまた世界。
広がっていきたい
その漠然とした想いに、私の周囲に在る「世界」のイメージが重なり、
心のバランスが私へと戻る。
私の…記憶の色が加えた心が広がる…どこまでも。
もう、「消えていく」気配は感じられなかった。
＊
いつもより、隅々まで、強く、自分の意志を伝える。
エヴァの足の先まで、手の先まで届くわたしの心。
いつにも増して、弐号機の身体を…自分でない存在を感じる。
…シンクロ率８５％、よし！
自分の両肩に未来がかかっている、その緊張感がいい意味で
わたしの心を研ぎ澄ませる。
『サハクィエル、墜落まで残り１２０秒。
弐号機、シンクロ率、予定レベルをクリアしました』
さて、と。
後はミサトのＧｏサインを待つだけね…そう思ってモニタに
目を移してみたら…なぜか、発令所のメンバーは誰もが
視線をあらぬ方向に向けてどこか、緊張感をなくした表情をしてる。
ひ、人がこんだけ苦労してるってーのに！！！！！
”ミサト、あと３０秒で射撃開始だってーのに、
何、呆けてんのよ！！！ …？ …？
あんた達、目ぇ開けて寝てるってぇのぉ！！！！！
…？ …えぇい、
ビヤ樽！マッド！ とっとと返事しろー！！！”
『誰がビヤ樽ですってぇぇぇ！！！』
『マッド！？ この私に対していい度胸ね！！！』
…思わず大声で怒鳴った罵声に条件反射のように
ミサトとリツコが夢に見るような怖〜い顔で怒鳴り返してきた。
その声に身を震わせて、オペレータの３人も復活した。
ただ、今の状況がわかってなさそうな表情をしてる。
畳み掛けるなら今のうちぃ！
”あと、２０秒で射撃開始よ！ わかってんの、あんた達！
いざというときＭＡＧＩ任せにして遊んでるんじゃ、
やってらんないわよ、こっちは！”
あと２０秒！！！ そこを特に強調して言葉を叩き込んで
ボケた頭を現実に向けようとする。
『２０秒！？ …いつのまに…』
”射撃、始めたらかなり揺れるんでしょ？ 今のうちに
覚悟しとかないと酷い目に合うんじゃない？”
『射撃開始まで、あと１５秒。
これよりカウントダウンを開始します』
何があったか知らないけど、とにかくまともな目つきに
戻ったのを確認して弐号機の制御に意識を戻し、全身の力を限界まで引き上げる。
『５』
『４』
『３』
『２』
『１』
『射撃開始！』
エンジェルバスター尾部の薬室が液体装薬を燃焼させて２０ｔに及ぶ
超重量粘着榴弾に進む力を与える。そして1/1000秒単位の時間差で
残り２０基の薬室が次々に燃焼ガスを生み出して、通過する砲弾を更に加速。
僅か２００ｍの砲身内を疾走した砲弾を秒速７ｋｍの超高速で解き放った。
直径１．２ｍの砲弾が空気の層を破壊し、排斥し、落下してくる
サハクィエルの骸へと進み、凄まじい運動エネルギーを叩き込んで減速し、
更に変形した砲弾の尾部にある信管が僅かに遅れて起爆、２０ｔに及ぶ
高性能爆薬が炸裂して更に勢いを削ぐ。
そして１発目の砲弾が空気を排斥したことで生まれた稀薄な大気の回廊を
僅かに遅れて撃ち出された２発目以降の砲弾が次々に通過し、大気による
速度減速を受けずに、立て続けに撃ちこまれていった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
第三新東京市
立て続けに叩き込まれる反動を中和できず、ビルが激しく振動し、
周囲の山々が山崩れを起こし、地響きを立て続ける。
試射の３倍の薬室を使った連続射撃に、弐号機はもちろん、
フィードバックを受けるアスカの身体すら悲鳴をあげる。
受身を取れずに叩きつけられた時のような衝撃が休み無しに
身体中に叩き込まれていってるのだ。
ガギエルに噛み殺されそうになった時よりも更に高めたシンクロ率ですら
辛うじて拮抗するほどの衝撃。全身の骨が砕けるような激痛に
一瞬、負けそうになる自分以外の心を感じた…気がした。
”後で好きなだけ休ませてあげるから、今は泣き言なんか言うんじゃない！！！”
アスカの絞り出した声が、想いが弐号機の全身を駆け巡る。
負けそうになる自分自身にも叩きつけた言葉。
同時に沸き起こる歓喜の応え。仰ぐに相応しい主から得た勅命。
得難いモノと知るがゆえの慶びか。
ヴォォン
弐号機を形作る全てが、凶悪な力を放ち続けるエンジェルバスターが、
足場とする装甲強化された大地までもが、新たな「法」に付き従い、
働けることへの栄誉に打ち震える。
弐号機側から歩み寄ることでアスカの意志とのシンクロ率が高まり、
その値は、９０％の大台に突入し、弐号機の４つの瞳がガギエル戦時を
上回る輝きを放って、装甲という名の拘束具が内側から溢れ出る凶暴な
力を抑えきれず、強度の劣る部分から次々に弾け飛ぶ。
アスカは弐号機の肉体が生み出す猛烈な力と、エンジェルバスターの
生み出す天地を揺るがす反動を抑え続ける感覚を、限度を越えた
負荷によって生じる痛みと共に共感していた。
けれど、自分の肉体までもがフィードバックに蝕まれて絶え間なく痛みを
訴えることすら、背負う重みを思うと、不思議と耐えられる気がした。
”停まれぇぇぇぇ！！！”
撃ち出された砲弾をサハクィエルの骸に叩き込み、その勢いを
停める、そのことだけを考え耐え続けた。
ズガガガガガガガガガガガガガガガガン
地に足付く存在全てが等しくこの世の終わりを自覚するほど
大地を激しく震わせたエンジェルバスターの砲撃は、
射撃開始からキッチリ６０秒後…用意された粘着榴弾５００発を
全て計算通りの秒速７ｋｍまで加速し、全てがサハクィエルの骸の
予定位置に叩き込んで、その速度を大きく減じた。
零号機の広げたフィールドの影響で、大気も突風が吹き荒れる程度で
それ以上の猛威を振るってはいない。
全て、ここまでは予定通りだった。
ここまでは。
…だが、撃ち終わった姿勢のまま弐号機は動かない。
装甲の隙間から激しい衝撃で傷ついた体から噴出した血液が流れ落ちる。
”ま…だ…終わってないのに…”
最後に２機のエヴァで受け止めなくてはならない。
だが、どれだけアスカが傷つき疲弊した心と身体で動くことを
願っても、弐号機は固まったように動かない。
いや…動こうとはしていたのだが動けなかった。
既に全身の筋肉も骨格もボロボロで立っていることさえ奇跡だった。
＊
『レ…イ！ ごめん…弐号機…
動かないの…動けない…の』
果てしなく広がっている私の心。全てが今、私の中に感じられる。
だから、弐号機が…アスカが激しく傷つき、その身を懸命に
動かそうとして、痛みに苦しみ、動けないことを悲しんでいるのがわかる。
”アスカは頑張ったわ…だから後は私に任せて。”
私の広げたフィールドの中を貫いて墜ちるサハクィエルの遺骸。
意志のない、災いしか齎さないモノ。
広げ過ぎた心を戻して零号機を当初の落下地点へ移動させるのは無理。
だから、私は遺骸をこちらへと呼び寄せた。
放った弾を目標へと引き寄せるように…想いを伝えて。
『レイ！』
アスカの叫びの後…サハクィエルの遺骸が視界を覆い尽くした。
＊
半径３００ｋｍ近くまで広がったレイの意識からすれば、
たかだか全幅１ｋｍ弱のサハクィエルの遺骸は微々たる大きさだった。
けれど、零号機に働きかけ、自分の真上に落ちてくる巨体を
自分の体へと意識を戻したレイのその目が捉えた瞬間、
あまりの大きさに、直後に訪れるであろう確実な死を…予感した。
…認識の落差、それによる驚愕が功を奏したのだろう。
拒
第三新東京市全てを覆い尽くすほどの巨大な赤い光の壁Ａ．Ｔ．フィールド。
全てを阻む相転移空間が零号機から外部展開されて遺骸からその身を守った。
展開時間、僅かに０．５秒。
だが、それで十分だった。
落下速度を完全に中和されたサハクィエルの遺骸は、光の壁がなくなると
ゆっくりと、…零号機に覆い被さるように地に落ちた。
世界最大の危機はこうして終わりを告げた。
そんなわけで史上最大の不法投棄物、処理完了です。（＾＾；）
ラスト、やけに発令所が静かだったように思えたかもしれませんが、
それについては、第１２話最終パート（つまり次）で説明します。
え？ たいした理由はないです。気を利かせただけ。（＾＾；）
FLRASM（Future Long Range Air to Space Missile）はこの話だけの造語です。
現実にあるのはＦＭＲＡＡＭ（Future Middle Range Air to Air Missile）で、
ラムジェット＋ロケットモーターでマッハ４くらいで飛翔する対空ミサイルです。
あと、今回、ルビ機能を使ってみました。
ＩＥ系以外だと（）付きで表示されるか、と思いますがどうでしょう？
好評なようであれば、今後、増やしていこうと思います。
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