Ｍｉｓｓｉｏｎ：１２　「Ｉｎｔｅｒｖａｌ」

「……………かえ〜れ〜な〜い〜」

「マリィさん、何たそがれてるんですか？」

「へ？あ、ユーリ………」

前回の仕事でアンバー＝クラウンまで来たのはいいんだけど……機体運搬用のコンバット・リグが故障してしまって、現在修理中なんだけど、部品が無くって………１０日ほど足止めを喰らうそうな。
フッ………往復まで考えると、合わせて１ヶ月ちょいか。長い仕事だなぁ。
家賃の更新もあるし………憂鬱になる方が普通ってモンよ。

「なんか……マリィさんっぽくないですよ？」

ハァ………そうですか。

「どこが？って言うか、アンタが普段から持ってる私のイメージってどんなのよ？」

「えーと、マイペースで陽気で明るくて………」

「…………まるでバカみたいじゃない、それじゃあさ……」

あ、汗………本ッ気でそう思ってたな。

「え、えーと、いや、その………いや、そうじゃなくて、何か困ったことでもあるんですか？」

「ん〜？ちょっとね…………それより、何か用なの？」

「あ、そうそう、主任から連絡ありまして、例の件話したら……『それなら、休暇だと思ってゆっくりしてきなさい。』って言ってましたよ。」

「ふーん、そうなの………じゃ、羽伸ばそうかな？」

「そうしましょうよ。実は、一人であちこち見て回るのって少し淋しいかなって思ってたんですよ。一緒に行きましょうよ、ね。」

しゃーない、付き合ってやるかね。


「………ユーリさん。一つ、聞きたいんだけど？………」

「何ですか、マリィさん？」

「どうして、最初にアリーナなのかな？」

「そんなこと、愚問ですね。当たり前じゃないですか。此処こそ、あの、エルシィさんの、ホームグラウンドじゃないですか。遠隔地のファンとしては、生で見るのは『夢』でしたからね。こんな機会でもないと来られないし、いやぁ、いい思い出になりそうです。」

…………ほっときゃよかった。休みの時くらい、ＡＣとか見たく無かったんだけどなぁ。

「ま、いいわ……で、中入るの？」

「ハイ！行きましょう！」

付き合って来てしまった手前、今更一人で放り出す訳にもいかないし、あーあ、せめて、退屈しなきゃいいけどね。


「う〜、今日は試合無かったなんて〜」

エルシィ嬢は今日はお休みだったそうだ。ま、戻ってきて２日……機体の再調整などもあるだろうし、すぐには出られないって。
こっちは、バリエーション豊富な機体ばかりで見ていても充分に楽しめたから、私的にはＯＫでしたねぇ。

「ま、しばらくはこっちにいるんだし、また機会もあるわよ。」

落ち込んでるユーリの背中をポンと叩いて席を立たせると、アリーナ内の食堂へと連れて行く。入る時に、ちょっと話を通しておいたので出来る芸当だ。
実際、レイヴンズネストにレイヴンとして登録してあれば、どこの都市でも、アリーナやネストと契約してる整備工場、パーツショップなどを利用するのに全然問題は無い。ま、簡単なチェックはあるんだけどね。
つーことで、コーヒーと軽い食事を頼んで席に着く。風景としては見慣れた感じ。どこのアリーナでも一緒だね。
見回してみると、あちこちで小さな固まりが出来てる。少ないとこで３人、多いところでは１０人くらいか………気の合う同士って感じかね。
当然ながら、誘いの声をかけてくる連中は適当にあしらっておく。
あれ？今入ってきたの、どっかで見たような気が………
カウンターに行って何か話してる。うん、やっぱり間違いなさそうだ。こっちから声掛けてみるかな？

「おーい、アルフさんやーい。」

あ、気が付いた。

「なんで、こんな所にいるんだ？」

「まぁ、成り行きってヤツかな？ところで、お姫様はお元気？」

「………まぁな。只、アンタが此処にいるのを知ったら五月蝿いだろうがな。」

隣で目が点になってるのは置いといて、軽い挨拶からってとこで。

「そう？どうして？」

「やっぱり気にしてるんだろうな、あそこまでいいように遊ばれるとな。」

「人聞きの悪い、遊んではいないわよ。全力じゃないけどさ……」

「それがポイントだ。彼女はアンタがほとんど実力を出してないのが分かってたみたいでな。『今度は絶対に本気にさせてやる！』ってやかましくてしょうがないんだよ。」

「う〜む、でも、こっちはやりたくないんだけどなぁ。」

ちょいと頭を掻く。アルフも苦笑してる。

「あの護衛の時の戦闘が、さらにエルシィのやる気に火を付けたみたいでな。昨日から『連絡を付けろ！』って騒いでるよ。」

「そうかぁ、でも……私ってアリーナ向きじゃないからなぁ。」

「なら………試しに出てみたらどうだ。」

「あ、パスパス。ここって純粋にランキング制でしょ。そんなに長居する訳じゃ無いもの。」

「そうか？相手からの指名があれば特別に試合が組まれることもあるぞ。」

「でも、本来は『階段』を登らないとダメでしょう。苦手なのよ………手間の掛かるランク制度ってヤツがね。」

「ふむ、残念だな。」

考え込んだ彼を置いて、ユーリの手を取りつつ席を立つ。

「んじゃ、そーゆー事で。今回は私が勘定持つわ。ま、１週間くらいはこっちに居るようだし、何かあったら工場にでも聞けば分かるわよ。またね。」

「あぁ、そうだ………一つ伝えておきたい事があった。」

思い出したように言うアルフ。私は後ろを振り返る。

「何？」

「エルシィからの、もう一つの伝言だ。移動中はアンタとは結局会えなかったからな……『護衛、ご苦労様。』とさ。」

「そう……ありがと。」

まあ、こっちもわざと避けてたのもあるしねぇ。
それに、こっちは仕事なんだしさ、お礼とかいちいち相手にしていられないってのもある。レイヴンじゃない彼女には、その辺は今一つ理解できてないかもね。
何せ、あまりいい気分で終わった仕事じゃなかったって事もあるし……ね。
それはさておき、結構時間も潰せたし、今日はそれなりな１日だったわね。


う〜ん、よく寝たなぁ。こんなに柔らかいベッドで寝たのって久しぶりだもんね。家のベッドは硬いし、ソファーで寝るのも少なくない。最近は簡易ベッドだったしね。
やっぱホテルっていいなぁ。気分いいところでシャワーでも浴びようかね。
さっきまで着てたバスローブと下着を脱いで、熱いシャワーを頭から浴びる。んー、気持ちいいっ。
寝起き特有の気怠さを洗い流して、私服に着替える。よし、サッパリした。
今日はこっちにいる間に必要になりそうな物を買いに行く予定だ。換えの下着とか、予定外の長期の為の着替えとか、色々必要なのよね。
さて、と……まだ寝てるのを起こそうかね。

「ユーリちゃん、起きなさいって。」

「ほぇ？あれ？何でマリィさんここにいるですか？」

…………寝惚けてるな、こいつ。しかも、言語中枢まで変だ。まるで酔っ払いだねぇ。

「ほぉら、しゃっきりしなさい。顔でも洗ってきなさいな。」

「ふぁ〜い………」

ズルズルズル……………

………おい、毛布を持ってくなよ、子供じゃないんだから…………


「今日は何処へ行きますか？」

「んん〜そうねぇ………服とかも買いたいし、他の小物とかも欲しいしねぇ……」

朝食のサンドウィッチをかじりつつ、二人でちょっとばかり不毛な会話を続けてた…………
けど、よく考えると、このまま二人で話してるよりも、街に出て行く方がいいような気がしてきたなぁ。

「よし、行こう。」

「行こうって……どこへです？」

「街よ。ま、その前にホテルのクロークで案内して貰えばいいわよ。行きましょ。」


案内に従って市街地に来た。まあ、地下都市の市街地なんてどこ行っても似たようなモンだけどね。
これなら、適当に歩いていても良かったような気がしなくもない。でも、目的地に確実に着ける分時間の節約にはなったか。
とりあえず買い物も済んで、街の見物……って所だけど、見るべき所ってのは無いよなぁ……特に変わったところがある訳じゃなし。

「街並みって……どこも変わらないわねぇ。」

「そりゃ、地下都市なんですから、繁華街なんて似たようなモノなのは当たり前ですよ。」

「そりゃそーだけどさぁ………何かこう、街独特の雰囲気ってモンがあった方がいいと思うんだけどさぁ。」

「………そんなに退屈なら、昨日のアルフさんのお話、お引き受けしたらいいんじゃ無いですか。」

「それはそれ、これはこれよ。休暇の名目上、ＡＣは触りたくないの。」

「それじゃ、見るだけならいいんですね。」

何よ、その眼は………まるで、獲物を見つけた猫みたいに爛々と光らせて。

「でしたら、今日もアリーナ見に行きましょうよ。乗らなければいいんですもんね。」

「え゛……………」

こら、いつの間にか腕を取るんじゃない……うぁ、引きずられるぅ…………


「ガ〜ン……………………」

今日は休みだって、言おうと思ってたのに………勝手に暴走して人引きずってまでここに来たのに休みじゃねぇ………オチが付いたってヤツ？ま、ご苦労さん。

「そんじゃ、ホテルに帰ろうか、ん？」

「ガ〜ン……………………」

おー、壊れとるねー。しょうがない……今度はこっちが引きずってくとしようかね。


『どうですか、そちらの様子は。』

「うーん、たいして代わり映えしないような………そっちこそ、私とユーリがいなくて、作業に支障きたしてない、ジェフ？」

『作業効率が悪いのは事実ですけどね、いないならいないなりに僕の方でもやる事はありますから………それほど気にしてもいませんよ。』

「そう言ってもらえると助かるわ。」

『マリィさんのせいで帰ってこれなくなった訳じゃありませんからね。』

「とりあえず、必要な資料なんかは戻った時に渡すから。んじゃ、お疲れさま。」

『そちらこそ、お体に気を付けて。』

直接、連絡を取ってなかったのでジェフと話すのは久しぶりだねぇ。いやぁなんか懐かしい気がするな。

「あ、マリィさん……お風呂空きましたよ。」

ん〜？ホカホカユーリちゃんのご登場か……

「あ、そう、そんじゃ代わりに入ってきますか。」

うーん、とりあえずはお風呂に浸ってこよう。


今日は別行動をしている。彼女をアリーナに連れてった後、一人で買い物に出た。帰りには拾ってかないとね。
今日欲しかった物は……護身用の武器の類。やっぱし、何か持ってないと淋しい感じなのよね。
この手の品物は、扱ってる所なんて大抵決まってる。裏道を三つ四つ奥に入ってけば………ほら、あった。
中に入って店の様子を一通り見る。出物とかは無さそうだけど………
二・三丁手に取って重みや握りの具合を確かめる。そうだなぁ………とりあえず一丁決めて購入。ジャケットの中にホルスターを吊って……と。
さて、装備も済んだし、もう少し裏通りをうろついてみるかな？


絡んできたバカ共を軽く叩きのめして、いー運動も出来たし、そろそろユーリを迎えに行こうかな？
表通りに出ると、それまでとは違った雰囲気になる。平和だねぇ。
懐に忍ばせている物が不釣り合いな世界だ。でも、まだこの世界は、この『力』が必要なんだ………
おっと、こんなとこで考え込んでもしょうがない、余計なこと考えるのはホテルに戻ってからでもいいね。
アリーナの観客入場口を潜って、最初に彼女を置いてった席に向かう。今、今日の最後の戦闘を行っているところだ。
アリーナ（試合場）と言っても、実際にこの場所で行われる戦闘ってのは大体２・３試合………地下演習場と仮想空間を使った試合だけだ。近場の試合場なんかもここで調整をしてから出かけるんだけど、それにしても、此処では巨大モニターで見てるだけである。
大体、高原とか水上基地とか溶岩地帯、水没都市、氷山、パイプライン、高射砲、廃港などの危険な場所や月面、宇宙ドーム、海底ドームなどＡＣでの行動を前提とした所など、直接観客が行けないところの方が多い。もちろん、私達も移動に手間が掛かるしね。
だから、ほとんどの試合は１週間くらい前に組まれ、出場するレイヴンは、それに合わせて移動や調整を済ませるってのが一般的……って、そんな事は置いといて、ユーリを拾って帰らないとね。まだ、あの席にいるかな？

「お待たせ、楽しめた？」

隣に立って、声をかける。

「あ、マリィさん。用事は済んだんですか？」

「ま、ね。で、この試合はどう？」

「うーん、やっぱり今一ですね。」

「どこが？」

今流されてる試合は高原、１機は標準型のＡＣで、もう１機はタンク型。しかし、派手な試合だ。赤い炎の華が咲き乱れてる。

「派手なだけです。お互いに直接のダメージが少ないんですよ。腕よりも戦法ってレベルで決まって………つまらないです。」

まぁ、見るからには面白い試合ってのを見たいんだろうけどさ。いつもそんな試合が出来るとは限らないのよね。

「はぁ、厳しい見方ですこと………じゃ、そろそろ行く？」

「いえ、最後まで見ます。」

「あ、そう………」

仕方ないね、終わるまで見てるか。しかし、つくづく派手な試合ですねぇ。
高原は、またの名を『地雷原』と呼ばれてる。つまり、一面に地雷が埋まっているのだ。
踏んで爆発するのはもちろん、ミサイルやグレネードの爆炎にも反応して誘爆する。さらに、その爆炎が次の地雷を爆発させ、大体、５・６発は一度に吹き飛ぶ。結果、真っ赤な華が咲くって寸法だ。
今戦ってるタンク型の装備は、広範囲に爆発の衝撃を与える超大型ミサイル・ＷＭ−ＡＴが２門。このミサイルは、試作段階では１門に１０発だったのが、故障や誘爆事故の関係で４発になった、曰く付きの品だ。
それに、手持ちがグレネードランチャー（ＷＧ−ＰＢ２６）。これは、ＷＭ−ＡＴとは逆に、試作品より弾数が増えた武器だね。
この２つで誘爆を誘うって戦法らしい。タンク型だし、理にかなってるんだけどね。
それに対して、標準型の機体はごく普通の装備だ。このままだと……………あ、やっぱり。標準型のＡＰが爆風で削られきった。

「………なんか、予想通りって言うか………」

「そうですね。見たまんまでしたね。それじゃ、戻りましょうか。」

「そうね…………」

うーん、結構いいモン見たかも知んない。


ホテルに帰る前に、食事してくことにした。しかし、口に上る話題が、アリーナの話ってのも色気がないよねぇ。

「………で、最後の試合は大味でしたね。」

「そう？あんなのもたまにはいいんでない？」

「えー、やっぱり、自分で確実にダメージを与えるのがバトルなんじゃ無いんですか？」

何か、不服そうだね。口尖らせて言わなくてもいいでしょうに。

「それは、それぞれの考え方よ。もちろん、派手な武器を好む人とか、空中戦を得意としてる人とか、重量級の機体でゴリ押しする人とか、他にも機関銃で削り倒すとかミサイル命とか剣豪とか色々いるけどね。」

「あ、剣豪って言えば、ブレードから衝撃波を撃つ人がいましたけど、アレってどうなってるんですか？」

「…………知らないの？うーん、説明長くなるからパス。出来る人がいるって認識でいいと思うけど。」

しかし、ＡＣの研究とかしてるから、プラスの事も少しは知ってるかと思ってたんだけど……以外だったな、知らないってのは。

「そうなんですか。やっぱり現役の人がいると分かりやすくていいです。細かい話とか、今度して下さいね。」

「いいけど。で、話戻すけど、勝ち方にも色々あるわけでしょう。地雷で削るのも地形の特性を利用した、立派な作戦だと思うんだけどね。」

「じゃ、マリィさんはあんな戦い方するんですか？」

「うーん、相手や状況が分かってて、それが有効ならやるかもね。でも、どうしても勝ちたい時だけかな……そこまでするのは。」

「どうしても勝ちたい時って……どんな時なんです？」

「そりゃ、賞金が欲しい時ね。少なくとも私はそう。大体、維持費や生活費って結構掛かるんだからね。」

「いきなり現実的ですね。でも、なんとなく分かります。」

「ま、いいやね、そんなことは。それより、そろそろ出ようか？」

「そうですね、それじゃ、帰りましょうか。」

とりあえず帰りましょうかね。まだ４・５日はいるし、他のお店も行けるでしょ。


「ユーリ、うちの子はどう？」

やっぱり、レイヴンの性（さが）って言うか何て言うか……うちの子、つまりは私が乗る『ブラッドウィドウ』の様子が気になってしまって、今日は朝から工場に来て整備の様子を伺ってる。

「特に問題も無いし、状態もほぼ完全ですね。でも、そんなに気になるんでしたら、こないだの話受けたらどうですか？」

「余計なこと言わんでもよろしい。でも、組み替えしてＡＣテスト用の施設でも借りるかな？」

「組み替えですか？でも、頭部や腕部は換えが有りませんよ。」

「武装だけよ。だいたい、ミサイル撃ち尽くしちゃったしね。」

「うーん、それでも、予備の武装ってあまり持ってきてないですよ。」

「何があるの？」

「えーと、肩武装だけですね。６０発の小型ミサイルが２種類です。ＷＭ−Ｓ６０／４とＷＭ−Ｓ６０／６ですね。」

ふーん、両方とも重さが５００台……か。手持ち武装の変更は無し………うーん、換えるなら手持ちも変更したいよね。限界重量からすると、８００以下で選択して購入か。ま、いいでしょ。今まで持ってない武器を買おうかな？


工場の注文用端末に、手持ち武器のリストを表示させる。うーむ、ハンドガンかライフルってとこか。ハンドガンは幾つかあるし、この後期型のライフルにしとくかな。ちょっと高めだけどね……

「マリィさん、このライフルって………」

「うん、ＷＧ−ＲＭＦ１１８……火力が低いのは実弾系ライフルだからしょうがないね。弾数は試用分より減って１６０発。例の番組で使ってるのより少ないのよね。サイトもスペシャルに変更してるし、使い勝手は試用分と較べて悪くはなっているんだけどさ。バランス的にはこれしかないってとこで。」

「はぁ、それで、肩はどちらにしますか？」

「Ｓ６０／６にしてくれる？重量から見ると火力不足だから、集中して攻撃したいからね。」

「了解です。でも…………組み合わせが一緒ですね。」

「別にいいんじゃない。」

さて、組み上げ前に使用許可を取っておきますか。

「じゃ、ネストの事務局に行ってるから、終わったら連絡よろしく。」

そう言うと、作業を始めたユーリを置いて、私はすぐ側のレイヴンズネスト・アンバー＝クラウン支部の事務施設に歩いていった。
使用料金……取られるかな？ここの所属じゃないしなぁ。
ま、なんとかなるでしょ。

前回とうって変わって平和な展開。何かあったんでしょうか………作者自身に。
実は何もありません。ただ、今回は気分の問題です。
しかし、セリフが多いのって、行は多く喰うけど、書きやすいですね。ノリがいい、って事もあるんですけどね。
前に予定した時は大した暇も上げられなかったんで、今回は特別休暇を上げました。そののんびりした雰囲気が出ればいいんですけどね。
文字通り、と言うか、章題通り「Ｉｎｔｅｒｖａｌ」です。つまり、幕間の休憩時間ですね。
作者の脳味噌こそ休憩してリフレーッシュ！した方がいいかも。
てな訳で、しばしのお休み………の予定です。が、気分次第ではさっさと復活するかも？

レイヴンとはいえ、のんびり過ごす時もある、といった感じでしょうか。
たまにはこういう時間があってもいいですよね。
でも、気が付くと血と硝煙渦巻く戦場に戻ってしまうのもまたレイヴン。
今後の活躍を楽しみにすることにしましょう。

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