Ｍｉｓｓｉｏｎ：１４　「Ｃｈａｎｇｅ」

「おっひさっしぶりぃ。元気してたぁ？」

「お疲れ様でした。」

思いっきり明るく入ってきた私に、ジェフは良く言えば穏やかな、悪く言うと気にも止めないような、いつも通り且つ平凡で予想通りの返事を返す。嫌味の一つも言えばいいじゃんねぇ。

「居ない間、困った事無かった？」

「そうですね………無いと言えば嘘になりますかね。」

「まぁ、そうでしょうね……で、何？」

「まだ何点か装備チェックして欲しいパーツとかありますからね……そろそろＰＲＯＴＯ―ＴＹＰＥからＴＥＳＴ―ＭＯＤＥＬへと切り替えたいですし。」

「へ？」

あれ？初耳。まだ試作機だったんだ。
そーいや、前に一度だけ別のヤツ乗ったけど、直ぐにコレに戻ったっけ。
う〜ん……そう考えると結構無茶してきたなぁ。

「でもさ……これ、パーツ売り出来ないじゃない。オールインワンで売るの？」

「取り敢えずはそうですね。将来的には一つ一つ別にするつもりですけど。」

はぁ〜あ、そりゃ凄いわ。お姉さん、思わず溜息ついちゃうわ。

「そんじゃ、頭と腕も造ってるんだ。」

「ええ、もちろん。そうそう、それのテストもお願いしますよ。」

やんわりと言ってくる。ま、美味しい仕事だし、文句は言えませんわね。

「試験運用の時も私が乗るの？」

「お願い出来ますか？」

「…………しゃーないわね。乗りかかった船だし……完成まで付き合ってあげるわ。」

「頼りにしてますよ。」

「りょーかい。」

よし！暫くはお金が入るぞ！
折角だから、買い物でもしに行こうかな？


うーん………やっぱ家に一度帰って正解だったわね。埃は積もってるし、食材も悪くなってるし……掃除からかな？
しゃーない、やるか…………


あ？もう夕方？しまった……掃除に集中しすぎた………買い物は明日だな…………取り敢えずゴミ捨ててこよう。


ん〜っし！サッパリして気分換えたとこでメールのチェックでもするか…………『飲みに行く』？いつの話よ！……あん？『結婚』？勝手にせい！……うあ、家賃の催促だ……ん、と、うん、明日中に振り込めば間に合う！よし、明日は街に出よう。……お？『礼状』？何々？……ほほぅ、そうきましたか………


「いや〜、どうもご苦労様でした。」

「本気で言ってます？それ。」

「とーぜんじゃないですか。」

まったく、笠井さんってばいつもながら喰えない狸だわね。ま、料理に免じて許してやるか。
箸でつまんだ肉を鍋のお湯に潜らせる……「しゃぶしゃぶ」というのだそうだけど……その軽く熱を通した肉をつけて食べるタレが美味しい。

「これ、何て言うんでしたっけ？」

「ポン酢ですよ。随分お気に召したようですね。」

「まぁね……で、何をさせたいのかしら？今度は。」

「イヤだなぁ、僕がそんなけち臭い人間に見えますか？今日は本気で労う為にお呼びしたんですよ。今日は、ね。」

そう……今日は、ねぇ………それじゃ、折角の奢りだし、しっかりと食べておきましょうかね。

「やっぱり、貴女にお願いして正解でしたね。流石は元政府軍特殊部隊………」

「…………今夜以降も美味しく食事したいなら、それ以上は言わないほうがいいわね。」

爪楊枝と呼ばれる小さな木の道具を指に挟んで凄んでみる。ただし、殺気を乗せてだけど。
誰にも、触れられたくない過去があるってのに、デリカシーってものが欠けてるわね。

「それとも、その言葉の続き、自分の身で確認させてあげてもいいけど？別にいらないわよね？」

脅しと取るか本気と取るかは自由だけど、ね。

「……あ、えーと、そ、そう、です、ね………」

「分かってもらえればいいの。さて、と………お替わり、いいかしら？」

「え、ええ、どうぞ……」

「ありがと。」

私は満面の笑みでそう言ってやった。ま、少しは堪えたでしょうね。


さて、と。昨日は「依頼」メールは全然見てなかったから、少しチェックしないとね。
え〜と？あ、これ期限切れ。こっちも……うーん、まず期限切れのやつを削除しないとダメね。
１つ、２つ、３つ…………１９、２０、２１っと……ふぅ、結構たまってたわね。やっぱ長く空けすぎたかしらねぇ。
さて、残ったのは３つ……『拠点襲撃』と『拠点防衛』はダメね。どっちもちょっとばかし面倒な内容だし、準備期間が無さ過ぎる。
とすると、残る１つは……『暴走集団鎮圧』か……内容的にも手頃でよさげね。期日もまだ余裕あるし、これ受けるかな。
ちなみに、報酬は……１５０００Ｃか。妥当な値段かも。


最近はこんなことしてなかったんだけど……事前情報ってのは大事よね。
蛇の道は蛇………って訳じゃないけど、ちょいとばかし顔も見てないし、たまには覗いてやるか……何て思ってる内に、私の足は裏通りに向かっていた。
路地裏のかなり入り組んだ所に、何故かある骨董品店…………扉を開けて中に入ると、おーあるわあるわ、何に使うのか分かんない骨董品が所狭しと並んでいて、足の踏み場もないって感じ。
そんな中に、鬚まで真っ白なお爺ちゃんが座っている。

「ちゃ〜す。まだ生きてるぅ？」

「…………久しぶりに顔を出しておいて、最初の一言がそれか？」

「まぁね。しかし……いつ来ても流行ってないわねぇ、この店。」

「……お前さんみたいなヤツが多いからな……それとも、並んでる商品を買ってくれるのか？」

そう言われて、もう一度周りを見渡すけど………

「何に使うか見当も付かない物を買うほど酔狂でも金持ちでもないわ。欲しいのは別の『商品』よ。」

「フン、どうせそう言うと思ったわい……何が知りたい？」

「暴走集団って連中の裏。どこの誰がそんな事やらせてんのか……それと、依頼主も知りたい。」

「…………適当なごろつき共に適当な装備を与えたヤツの事なんぞ、考えるのもバカらしかろうて………クロームのある機関が撒いた種じゃ。手に負えなくなってアンタ等を使って精算しようって腹積もりじゃろ。」

懐からパイプを取り出して口にくわえ、爺さんは顰めっ面で私の質問に答えた。
しかし、火気厳禁じゃなかったっけ、この店…………あ、まだ火を付けてないか。

「トム爺、間違いない？」

私は目の前の老人────誰も本当の名前なんて知らない。本人がそう名乗ってるから、私もトム爺って呼んでるだけ。
ただ、情報屋としての腕がいいから、たまにこうして気になる事を聞きに来る。で、今の答えに問い直した。

「……この程度、ワシに聞かんでも解るだろうに……面倒くさがりおって。」

そう言いつつ、トム爺はデータカードを放ってくる。
これには、おそらくはこの件に関するデータが詰まってるだろう。トム爺のいつものパターンなんだけど、投げるのは止めて欲しいわよねぇ。

「確信が無かっただけよ。そして、今、確信を得たわ。あんがと、トム爺。」

それを受け取りつつ軽くウィンク一つ。
トム爺は無視してる………ムカつくわね、その態度。

「今度は『表』の客として来てくれると有り難いがな………」

「へぇへぇ、御期待に添えられる様頑張ってきますわ。」

嫌味に嫌味で返すと、私は店を後にした。
私は、その足で工場に向かう。


さて、コイツの中身を確認しておかないとね。
馴染みの工場の片隅に置いてある端末にカードを差し込んで、データを読み込む。
向こうの持ち物は………マジ？セントールとカファードが６輌ずつ？そこそこのＭＴじゃ手に余るけど、レイヴンなら新米でもなけりゃ余裕でこなせる様な依頼じゃない。何でこんなモンが残ってたんだろう？
まぁ、いいか……久々の腕慣らし程度と思って、軽く捻ってやるか……ん？ちょっと待った……特殊弾頭？そんな物まで渡ってるだぁ?対装甲車輌用改良型ナパーム弾か…………くらったら洒落になんないわねぇ、これは。
むぅ……普通の弾頭なら数発は気にしないでも耐えられるんだけどねぇ。しゃーない、機動性を取るか。
ベース構成はＤで、頭部パーツはＨＤ−ＯＮＥ。とりあえず、万能型にしておけば問題無いやね。
腕は、もういい加減慣れっこになってきたＡＮ−２５でいこう。
さて、武装は……左肩にＷＣ−０１ＱＬ・レーザーキャノン、右肩にはＭ１１８−ＴＤ・追加弾倉。レーダーは頭部で充分よね、相手は戦車だし。
手持ちは、と………４００ちょいってとこになりそうね。一応左手にＬＳ−９９−ＭＯＯＮＬＩＧＨＴを装備していくとして、ってことだけど。
むぅ、妥当な重量・火力・弾数となると……射程もいるか……ってことは、ＷＧ−ＸＰ２０００・パルスライフルかな？
うーん、この組み合わせで行くとすると、ロックオンがいらない替わりに範囲がいるなぁ………ってことは、跳ぶのを前提とする気はないから、横長のＴＲＹＸ−ＱＵＡＤで走りながらサイトに収めるのが良しって事になるわね。

「ジェフ……いえ、カールトン主任いらっしゃいます？」

「あ、マリィさん。今、主任は出てますけど……」

その辺にいた研究員に声をかけてみると、ジェフはいないってか。
しゃーないなぁ……

「それじゃあ、カツラギさんは。」

「えーと、今日まで休暇になってますね。何か緊急の御用なら、連絡しますけど？」

「あ、いえ、いいんです。ちょっと機体の組み替えを頼みたいだけなので、いないなら別にそれでも構わないんです。で、お願い出来ますか？」

「いいですよ。主任からは全面的に協力する様に言われてますし。」

とりあえず、予定の構成を伝えて、明日取りに来る事にする。
そーいや、ユーリ、有給取るって言ってた様な気がするなぁ。
ま、五月蝿いのがいなくてスムーズにいったのはよしとしないとねぇ。


う〜ん、スッキリした。
シャワーの後は、よく冷えた缶ビールが美味しいのよねぇ。
バスタオルを肩に掛けたまま、冷蔵庫の扉を開けて一本手にするとプルタプを開ける。
プシューッといい音がして開いた口から、一気に喉に流し込む。

「……ングングング……ッハァー、うーん生きてるって感じよねぇ。」

誰に聞かせるわけでなくそんな事を口にしてみるが、やっぱり返事は返ってこない。

「……つまんないわねー。」

たまに人恋しくなるって言うのか……まぁ、こんな夜もあるわよね。
しゃーない、後２、３本開けて、酔いに任せて寝るか。


「火器管制オール・グリーン……オート・バランサー作動……各センサー異常無し。さて、一仕事しますかね。」

『メイン・システム起動。戦闘モードに移行します。』

コンピュータも動き始めたし、始めるか。
レーダーサイトはあまり長くない。頭部パーツの標準的な距離じゃ、当然なんだけどね。
問題は、こっちのレーダー範囲の方が、あちらさんの有効範囲より短いかな？ってこと。
もちろん、戦車砲ごとき避けられないほど、今回のブラッドウィドウは遅くない。
それでも、用心に越した事はないんで、一歩たりとも止まることなく戦場を走り続けるしかないのよね。
ブースターをこまめに噴かしつつ、まずは手近なヤツから仕留めていきましょうか。
機体を振りつつ、一番近いセントールに照準セット……まぁ、流石に戦車だぁね。沈めるのに１２、３発はかかるか。
外す事やカファードの回避性能まで考えると、適当な所で今の２脚から４脚へ変形しないと、手持ちだけじゃ弾不足だねぇ。
火を吹き始めたヤツから照準を外すと、捉えたカファードに叩き込む。
っと、ちょっと気を抜くとサイトから外れる。向こうも必死みたいねえ。
とはいえ、しつこく追っかけて単調に動いてたらこっちが良い的になっちゃうし…………結局、適当に数発ずつ撃ち込んでは別の標的を狙うってことになる。精神的に良くないわよね、コレは。


なんてことを繰り返している内に、気がつきゃあと３輌。
カファール２のセントール１か。ここらがポイントかな？

「よっし、モード変更！」

いつものレバーを思い切り引く。
ディスプレイにモード変更の文字が現れ、脚部は手早く４脚型に替わる。
フッフッフ……コレで肩のレーザーキャノンが撃てますよぉ。
若干だけど伸びた射程が、直ぐにセントールを捉える。

「フッ……今度は何発まで耐えられるかしらねぇ？」

空中を光の筋が通り過ぎる。
５、６、７……８発！撃破！
うーむ、８発かぁ。予想よりちっと固いなぁ。
ま、いいや。そろそろケリ付けよう。
キャノンの光が残っていたカファールに降り注ぐ。
ふむ、完全に沈黙したようね。
残弾はっと…………パルスライフル６０発ちょいにレーザーキャノンが５０発か。エネルギー系ばかりとは言え、以外と弾数残ったわねぇ。それとも、使った方？
うーん、しかし、な〜んとなくイヤな予感がするなぁ………とか思った途端、コンピュータが警告を発する。

『接近する機影を確認……照合する機体ありません。』

ほらね、これだよ………ま、いい。ケンカ売るなら買ってあげるわ。
近付いてくる機体をセンサーに捉え、機影を確認する。
あー、こりゃコンピュータに無いわけだ。ヴェノムの上位機種……確か、ヴィクセンって言ったっけ。
人から聞いた知識だから断言は出来ないけど、アレって特殊部隊用だったような？

『……見事なものだな……作戦開始から１３分………それでこれだけの機体を破壊するとはな。』

「まぁね。ＡＣを扱う以上、戦車の対処くらい簡単にできないとねぇ。」

『だが、君は予想以上の腕の様だ……悪いが、ここで消えて貰おう。』

「あらま、勝手な言い種だことで。でもまぁ、こっちもそれ程大人じゃないのよね。そんな事言われたら、戦うしかないんじゃない？」

『……消去、開始。』

答える気もなくなったってか？まぁ、こっちも挑発紛いの言い方してたから、頭にきたのかも知れないけどねぇ………
さて、あちらの武装でも確認しますか。
異常なほどせり出した胸部はプラズマキャノン内蔵、右手のマシンガンはグレネード付きで、左手のシールドには確か……高出力の戦闘用プラズマトーチが付いてるんだったわね。
どちらかって言うと、中・近距離戦向きって事かしらね。
なんて考えてる内に、向こうはマシンガンをバラ撒いてきた。

「いやぁねぇ、細々として。嫌われるタイプよ、そう言うの。」

『……無駄口を叩かなければ何も出来ないのか？』

「出来ない訳じゃないわ。つまんないから喋ってるだけ。」

『…………何がだ？』

「………アンタとの戦い。もうちょっとだけ好きにさせてあげる。少しはその気にさせてみてよ。」

『…………後悔するなよ、その科白を。』

おーおー、お定まりのお言葉、有り難くって涙が出そうね。
今のウィドウは４脚。高機動が売りだから、マシンガンですらそうそう食らい続ける事がない。
こっちはしっかりと最小限のダメージで回避し続けているのよね。
その所為か、ほぉら、攻撃が散発的になってきた。イライラしてる証拠ね。

『それだけの腕を持っていて、何故貴様の名が知られていない！』

「ランカーじゃないからでしょ、きっと。」

『レイヴンのくせに、ランカーを目指さないと言うのか?』

「その、人を画一化した視点で計ろうとするのがエリートの陥る落とし穴ってヤツ。下手に名を売って身動きをし辛くするよりも、私は自由にやれる方が好きなのよ。」

『そんな事が、あっていいのか！』

「現実に、ここにその見本がいるじゃない。やろうと思えば１０位くらいまでは入れる自信はあるけどね。大体、面倒でしょ、それ自体。」

『面倒？な、馬鹿な……貴様の価値観は………おかしいぞ！』

「……人の価値観や主義主張を非難するほど、アンタが偉いとも強いとも思えないね。悪い………アンタとのお遊戯も飽きたから、ここで終わりにするわ。」

私との会話で完璧にペースが乱れたのか、動きに精彩が無くなってきた。
これを見逃してやれるほど、私も人間出来てないからねぇ………
レーザーキャノンを向けると、可能な限り連射する。

『な、う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁあっ！』

シールドを構えたのは流石エリートって言いたいけど、この場合は完全な失策。
私はウィドウをこまめに左右に振りながら攻撃している。それに併せて、左右どちらかに大きく離脱しつつグレネードなりプラズマキャノンなりを撃つのが正解なんだよね。
助かるチャンスを捨てたのは自分だって事、死ぬまで気付かないだろうな、エリート君。
大体、物理的なシールドでガードしても、これは防げないんだよねぇ…………
こっちが全弾叩き込んだ後、そこにあったのは、高熱で溶けて歪み、真っ赤になったシールドと、それを掲げたままで真っ赤になっているヴィクセン………レーザーキャノンの連射で生まれた熱は、撃っているこっち以上に、食らっている方が溜まっていく……機体はこの通り耐えたけど……
近付いて、コアの部分を無理矢理にマニュピレ−タでこじ開けると、コクピットシートに消し炭が転がっていた。
人間の体の方が、レーザーキャノンで作られた熱に耐えきれなかったのだ。
知っててやったんだけどね、こっちは。

「勉強不足ね、坊や。それとも経験不足かな？」

ちょっとだけ気分は悪い。でも、これもまた、こんな生き方をしてるんだと思うしかない。
帰ろう。何か、ドッと疲れた。


工場にブラッドウィドウを預け、何の気無しにアリーナへ顔を出す。
控室じゃなく、観客席に向かい、適当に空いてる席に腰を下ろすと、そのままボーっと見ていた……
目の前で繰り広げられているのは、偽りの戦い……だからと言って、私はそれを否定するつもりはない。
むしろ、滅多な事で死人が出ないだけ何倍もマシだと思う。

「だけどねぇ……」

それを、何か物足りないと思ってしまう私がいる。
機体の名前通り、私の生き方はもう『血』の色に染まったままだ。
ヤバい、どうもこのままだと鬱になりそうだ。

「アー、もう、止め止め！」

気分を切り替えるつもりで大声を出してみた、のだが…………その所為で、周りにいた客から驚愕の視線を向けられてしまった。

「あぅ、え、と………どうもお騒がせしました、すいません……」

そそくさと去る事にする。
あーこっ恥ずかしぃ…………こんな時はいつもの様に呑んで寝るに限るわ……帰ろう、我が家へ。

どうもご無沙汰しております、不定期ながらも製作を続けているＡＢＣで御座います。
前回からさらに間を空けての投稿なのですが……本業の方が忙しく、なかなか書く暇がないので困ってます。
社会人って大変なんですよねぇ。でも、これ以上詳しくは書きません。それは、愚痴と言います。そんな物、人様に読ませるモンじゃありませんからね。
さて、今回ようやく帰ってきたマリィさん。前半はその辺りを書いております。
登場人物が増えてたりするのは、まぁ、ゲストかも知れませんしねぇ。読み飛ばして下さい。
今回のタイトル、「Ｃｈａｎｇｅ」。ありふれたタイトルですな。捻りも伏線も何もない。
意味は知ってる人の方が多い、と言うか、この言葉、最早一般的な言葉であります。「変更」「変換」「交代」といった所でしょうか、漢字にすると。
まぁ、「変身」とか「切り替え」といった意味でもありますね。
単純に、今回から話の流れを「切り替え」ていこうかなと思って付けたんですが、やっぱりマリィさん、そう簡単には「替わって」いけないようです。
今後、やや重めの展開が用意されているのですが、それはいつになるんでしょうね？
近い内、どうしても避けられない敵も出てきますし（予定……ヒントは�H（笑））。
仕事の合間を見て書いていきますので、ノンビリとお待ち下さい。

掲載が一ヶ月以上、遅延してしまいごめんなさい。（T_T）

…ところで、「面倒が嫌いなんだ」な人、消し炭ですか（笑）
呆気ないですね〜。ま、ザリガニくん絡みで付きまとってこない分、
面倒がなくて良さそうですけど。

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