２００９年１２月０４日 ドイツ・ネルフドイツ支部内
無機質な建物の中を一人歩く少女
肩で切り揃えられた茶色の髪、レモン色のワンピース。
思い詰めた蒼い瞳に浮かぶ光は、まるで張りつめられた弓。
それは、ギリギリまで絞り上げられた強靭でガラスの如く脆い光。
廊下を曲がると、目の前には、義務教育を始めたばかり位の同じ年頃の男の子・・
短く切り揃えられた黒髪に茶色の瞳。
清潔さを感じさせる白いシャツに、短いズボン。
少年は呼びかける。
「やあ、アスカ」
少女は答える、不機嫌そうな声。
「誰よ、あんた・・・」
少年は微笑み、話しかける・・・
「つれないなあ・・小さい頃一緒に遊んだじゃないか・・・」
少女は答える。怒りに燃える甲高い少女の声。
「あんたなんか、知らないわ！！」
少年は少女を覗き込む。
「でも、僕はアスカをよく覚えているよ・・・」
「はい、誕生日おめでとう。」
「女の子にはどんな物がいいか分からなかったから、気に入ってくれると嬉しいれど」
渡されたのは、赤くラッピングされた小さな箱・・・
近づく、少年の顔。
「大体、アスカ、アスカって失礼よあんた。」
「わかったわ・・・あんた、旨いこと言って私に取り入ろうって言うんでしょう。」
「ダメよ。私は特別なんだから・・・・」
「・・・だけど、可哀相だから貰っておいてあげるわ。」
探るような少女の瞳、嘘を許さない硬質な声。
少年はにこやかに笑う。
「だって、アスカはアスカだろ。」
「それに、特別な人間なんて居ないよ・・・・」
怒りに燃える少女の瞳。振り上げられる手。
「なんですって・・・」
ぱしーん・・・
きれいな紅葉色の手形・・・
少年は呟く・・・いたずらっぽい声で・・・・
「痛いな、アスカ・・・・」
「頑張っているのは、知っているけどたまには息抜きも大事だよ。」
少女は少年を怒鳴りつける。
「アンタなんかに、何が判るのよ。」
答える少年の声、染み通る静かな声。
「判るよ、アスカの事なら。」
近づいてくる足音。
カンカンカンカン・・・・・・
「ああ、怖いお兄さん達が来たみたいだ！」
「じゃあ、また遊びに来るから。」
少年に箱を投げ返そうとして、手を止める少女。
「待ちなさい、名前くらい言っていきなさい。失礼よ！！」
遠ざかる少年の声・・・
「アスカが思い出してくれないから、秘密だよ。」
そして少年は走り去る・・・・
少女は呟く・・・・・
「変な奴・・・だいたい何処から入り込んだのよ。」
「また来るって言ってたわね・・・・・」
「変な奴・・・・・・」
少女の蒼き瞳は柔らかな光をたたえる。
「さてと、これから専属の護衛の人との顔合わせだったわね。」
「追い返してやるつもりだったけど、良い男なら側に置いてやってもいいわね。」
少女は呟き、歩き去る・・・・
どこからか、聞こえる子供達の笑い声・・・・
「あはははは・・・・・・・」
「アスカ、待ってよ〜」
「こっちよ・・・・・」
２０１４年０７月０６日 ドイツ・路上にて
ドーン・・・・
いきなり、前を走る車が炎を吹き上げる。
急ブレーキをかけて止まった車、一瞬の心の空白、少女の悲鳴。
「きゃあ・・・」
ガチャーン・・
いきなり、叩き割られた両窓から叩きつけられる鈍器。
開け放たれた扉から引きずり出される男達。
プシュ、プシュ。
消音された、短い銃声。
乗り込んでくる、黒塗りの服を着込んだ覆面の男達。
「フラウ・惣流・アスカ・ラングレー、ご同行願いましょうか。」
「きゃあ」
悲鳴を上げて抗う少女。
少女の足が男の脛を蹴り上げる。儚い抵抗。
厭らしく笑う三人の男達。
「聞き分けのない子供にはお仕置きが必要だよなあ・・・・」
「死なせなければ、良いんだろ・・・・」
「たっぷりと楽しませてやるぜ、女に生まれた事を呪う位なあ・・・」
下卑た笑いをあげる男達。
震える少女、しかしその瞳は男達を睨み付ける。
首魁らしき男が言う。
「ハウスに戻ってからにしろ、リョウジ・加持が戻って来ると厄介だ。」
いきなり、後ろから伸ばされた腕が男達を引きずり出す。
まるで、女の様な細く白い腕。
されど、まるで鍛え上げられた鋼のごときかいな。
少女の顔を覗き込み微笑む少年の顔。
慈愛に満ちた、茶色の瞳。
「アスカ、もう大丈夫だよ・・・」
「ここで待っていてね・・・」
少年は少女をおいて振り返る。
少女に背を向けた少年の顔。
瞳に雷光をたたえた、闘う男の顔。
「なんだ、この餓鬼は。」
風を裂いて振り上げられる、男達の黒き鈍器。
ブラックジャックと呼ばれるそれは、頭を裂き、脳に衝撃を与える。
生き延びても廃人確実という、必殺の凶器。
少年の体が舞う、まるで円を描くかの如く、完成された舞踊の様に・・・
されど、それは烈風、触れるもの全てを砕く竜巻・・・
黒き凶器は空を切り、巻き込まれた男達は血反吐を吐いて地に倒れ伏す。
最後の男が拳銃を抜き出す。
押し殺された銃声。
プシュプシュプシュ・・・・
空を裂く、銀光・・・・・
カン、カラカラカラ・・・
足元には、二つに裂かれ切り飛ばされた銃弾・・・
少年の右手には鈍く光る、銀の刃・・・
驚愕する男。震える声・・・
「貴様、何者だ・・・・・」
音もなく近づく少年。
耳元で囁かれる呟き・・・・・
恐怖に歪む男の顔・・・・・
それが男の最後の記憶・・・・
こめかみより、広がる衝撃に男の意識は闇に飲まれる・・・・・
少年は少女の待つ、車に戻る。
車の隅で震える少女・・・・
少年は微笑み、少女に話しかける・・・
「アスカ、怖かったかい。もう大丈夫だからね。」
振り上げられる少女の手。
ぱしーん・・・
音を立てて鳴る、少年の頬・・・
「怖くなんか無いわよ、大体アンタが遅いからこうなるのよ・・・・」
柔らかく、微笑む少年。
「ごめんよ、アスカ。」
「でも、怖かったり悲しかったりしたら泣いても良いんだよ。」
震える声で答える少女。
「ダメよ。私は弱みを見せちゃいけないの・・・」
少年は、そっと少女を抱きよせそっと囁く。
「大丈夫だよ。ここには僕しか居ないから・・・」
少女は少年の胸に顔を埋め、低く嗚咽を漏らす。
「うっく、ひっくひっく・・・・」
涙は少年の上着を濡らす・・・血の染み一つ無い真っ白なワイシャツを・・・・
遠くから近づくサイレンの音・・・・
少女は少年の胸からそっと顔を離す。
少年を見上げる少女
「もう良いわ・・・・・あの・・・・・。」
少年は話しかける。
「なんだい、アスカ・・・」
「ああそうだ、次の誕生日プレゼントは何が良い？・・・」
少女は少年の胸で泣いたのを、思いだす。
真っ赤に火照る少女の顔。か細い声。
「アンタが選んでくれるなら、何でも良いわ・・・・」
風に紛れて、少女の声は少年には届かない。
少年の声が小さく聞こえる。
「それじゃあ、アスカ。迎えが来たみたいだから僕はもう行くね。」
顔を上げた少女の目に映るのは、少年の後ろ姿・・・・
呟く、少女の声・・・
「あいつ、あんなに強かったんだ・・・・」
急ブレーキを掛けて止まる車。
中から飛び出してくる、一人の男。
無精髭の目立つ、愛嬌のある顔・・・・・
しかし、その瞳は命を削る戦いを、知る者のみが持つ戦士の瞳・・・・・
奥に写すのは、鋼の意志・・・・
男は少女に話しかける・・・
「大丈夫だったかい、アスカ・・・・」
少女は男を睨み付ける。
「おっそ〜い、加持さん、それで護衛の役を果たせるの？」
「罰として、今晩は加持さんの奢りでフルコースね。」
「はいはい、お姫様・・・・」
苦笑して男は返事を返す。
「ところで、アスカ、何があったの？」
少女は答える。
「誘拐されそうになったに決まってるじゃない・・・・」
困った様に、男は話しかける・・・
「そうじゃなくて・・・・」
「知らないわ、気が付いたら終わっていたもの・・・」
少女は答える。まるで悪戯が成功した子供の様な表情を浮かべて・・・・
男は呟く・・・
「そうかい・・・」
男は少女を車に待たして現場に戻る・・・・
そして倒れ伏す男達を、見下ろす。
「全て、一撃か・・・・此方も掴んでいなかった襲撃を待ち伏せ、証拠も残さず立ち去る」
「プロ仕業だな？」
「もし今回、敵だったら勝てただろうか・・・・」
男の靴が小さな欠片をはじく・・・・
拾い上げた男の手には、半分に裂かれた銃弾。
それは、現場に残された、ただ一つの痕跡・・・・
やがて走り去る車・・・・
物陰より見送る少年が小さく呟く。
「カンパニーか、連中も焦っている様だな。・・・・」
「ファーストは一切姿を見せず、サードが行方不明となれば、残ったのは
セカンドという事か・・・・愚かな連中だ・・・・。」
「それに、死神・加持か・・・出し抜くのには手間が掛かりそうだな。・・・・」
少年が音もなく立ち去った後にはただ風の音。
カサカサカサ・・・・・
２０１４年１２月０４日 ドイツ・ネルフドイツ支部内 ２３：５４
ガチャ・・・
扉を開ける音。
疲れ切った、暗い瞳の少女。
少女は部屋の中の気配に気づく。
「だれ？」
部屋の明かりをつけると、椅子に座っていた少年が立ち上がる・・・
微笑む少年。
手には、真紅の薔薇の花束と赤い宝石箱。
「やあ、アスカ。誕生日おめでとう。」
ぱっしーん・・・・
力一杯、スナップを利かせた平手が炸裂する。
「レディの部屋に勝手にはいるなんて失礼よ。」
少年は答える。頬をさすりながら・・・・
「なんか、いつもアスカに叩かれてばかりなんですけど・・・」
少女が叫ぶ、まるで苛つきを隠そうとする様に・・・
「叩かれる方が悪いのよ。」
「大体、遅いのよあんたは・・・。」
少年は苦笑して、言葉を返す。
「まだ、５分残ってるよ。」
「それに、待っててくれたんだ・・・・」
ぱっしーん・・・・
両頬にはハッキリとした紅葉色の手形・・・
少年の呟き・・・・
「痛い・・・」
「アンタなんか、待っている訳ないでしょ。」
まるで赤くなってきた顔を隠すように俯き、少女は呟く・・・・
「思い上がらないでよ。このばか。」
少年は少女に向かって頭を下げる・・・
「ごめん。色々忙しかったんだ。」
少女は顔をあげて、拗ねるように話しかける・・・
「私みたいな才色兼備の美女に会えるより大事な用事があるって言うの・・・」
困った様に少年は答える。
「美女？美女って言うにはちょっと・・・・」
「確かに、体つきは女の子らしくなってきたけど・・・・」
ぱっしーん・・・・
再び、響く平手の音
まるで、猿のお尻みたいに、真っ赤に腫れ上がった少年の両頬と、少女の手・・・
「痛ひ、また叩いた・・・」
少女は叫びを挙げる。
「エッチ・・・バカ・・・変態・・・・失礼よ！！」
「あんた、一体何処に目を付けているのよ！」
ボソボソと返事を返す少年。
「また、バカっていうし・・・」
再び叫びを挙げる少女・・・・
「バカは、バカでしょ！！大体、誰が悪いのよ！！！」
少年は少し投げやりに返事を返す・・・・
「はいはい、僕が悪かったです。」
ガツン・・・・
少女は少年の脛を蹴り上げる。
「心がこもって無い！！！」
慌てて返事をする少年・・・・・
「ふぁい、あと５年もすれば誰もが振り返る才色兼備の美少女アスカさま・・・」
少女は胸を張って少年に指を突きつける・・・・
「分かれば良いのよ、あと５年って所は気に入らないけど、特別に勘弁してあげるわ！！」
「・・・お礼は！」
困った様に少年は答える・・・・・
「・・・ありがとう。（なんで？？）」
少年は少女に手渡す。年の本数を纏めた真紅の薔薇と赤い小箱・・・・
「はい、プレゼント。気に入ってくれると良いけれど。」
少女は少年から受け取り呟く・・・・
「ふん、せっかくだから貰っておいてあげるわ。」
微かに聞こえる少年の声・・・・
「素直じゃ無いなあ。アスカは・・・」
聞きとがめた少女の声・・・・
「何ですって。」
少年は呟く・・・・
「いや、何でもないよ。」
「じゃあ、僕はいくね・・・」
少女は少年を呼び止める・・・
まるで、この時を失うことを恐れるような震える声で・・・・
「もう・・・もう少し居れば良いじゃない。」
少年は答える・・・慈しむ様な瞳・・・・
「もう、夜も遅いしね。」
「アスカは皆の見てないところでも、一生懸命頑張っているのは知っているから・・・」
「せめて夜はゆっくり休まないとね。」
ほほえむ少年、透き通るような笑顔・・・・
真っ赤になる、少女・・・・
「あ、あんたが遅いのがいけないんでしょ！！」
「それに、私の事を一体何処から見ているのよ・・・」
少年は少女を見つめ、言葉を紡ぐ・・・・
「そうだね・・・秘密だよ・・・」
「でも、アスカの事はいつも見ているよ。」
少女は声を荒げる・・・
「待ちなさいよ。この間のお礼もしてないのよ・・・・」
「ちょっと、眼をつぶってなさい。ちゃんとお礼をするから・・・・」
苦笑してゆっくりと眼をつぶる少年・・・・
重なる影・・・・・
微かに残る唇の感触・・・・
目を開けると目の前に真っ赤に火照った少女の顔・・・・
「勘違いしないでよ・・あくまでもお礼なんだからね・・・・」
少年は柔らかに微笑み返事を返す・・・
「じゃあアスカ。」
「それと、ありがとう・・・・僕を嫌わないでくれて・・・」
カチャリ・・・
慌てて顔を上げた少女の前で小さな音を立てて閉まるドア。
最後に呟いた少年の声は少女には届かない・・・・
「きっとアスカは嫌いになるよ・・・僕の本当の姿を知ったら・・・」
少女には決して見せない、絶望に凍えた瞳・・・・震える声・・・
少女が最後に見たのは、少年の笑顔と心の奥まで見通すようなその瞳・・・・・
そこにはもう、疲れ切った少女の姿はなく。
あるのは、薄く金色に輝く長い髪と光溢れる蒼い瞳を宿した少女。
立ちのぼるのは溢れるような炎のごとき精気・・・・命の輝き。
ゆっくりとベットに座る少女・・・
包装を解いて、開かれた赤い宝石箱・・・・
プレゼントは星を象った小さなペンダント・・・・
光を浴びて輝く・・・・
きらきらきらきら・・・・
少女はそのまま横になる・・・・・
微かに聞こえる呟き・・・・・
「もう行っちゃった・・・」
「そう言えば、また名前を聞かなかった・・・・」
「はぐらかしてばかりで・・・・ばか・・・」
「今年は来ないかと、思ったじゃないの・・・」
「私をこんな気持ちにしておいて・・・・・ばか・・・・・」
「あはははは・・・・・・・」
どこからか、聞こえる子供達の笑い声・・・・
「シンジとアスカは本当に仲がいいわね・・・・」
どこかで聞いた女性の声。
「思い出した・・・・あいつ、シンジっていったっけ・・・・・」
「なれるかな・・・大きくなって・・・」
「あいつの横に立って見劣りしないような、素敵な女性に・・・・」
小さな呟き・・・・・
そして少女は眠りにつく・・・・
その顔に微笑みを浮かべて・・・・・・・・
〜 幕 間 〜
闇の中に溶け込む小柄な影・・・・
闇よりも暗い黒衣・・・・
カチャ・・・
微かな物音・・・・
押し殺した、低い声・・・・
「ああ、私だ。」
「監視システムのジャミングを停止」
無骨な通信機の向こうから聞こえる声・・・・
「了解。」
「ところで、彼女が中佐殿の姫君ですか？ありゃあ将来凄い別嬪になりますね。」
「五ヶ月前、ボルネオから無理して駆けつけたのは、彼女のためと聞いてますぜ・・」
「えらく、気が強いですねえ・・・もしかしてもう尻に敷かれているんですか？」
影は冷たく声を返す・・・・
「無駄口はいい、撤収するぞ、痕跡を残すな・・・」
押し殺された声が答える。
「第１班、了解。」
「第２班、作戦完了。」
「第３班、クリーニングを開始します。」
ミラーグラスに隠された、闇よりも濃い瞳の奥に真紅に揺らめく炎・・・・・
全てを凍らせる様に、冷たく、赤く燃え上がる・・・
闇の中、聞こえる呟き・・・・
「ゼーレが相手ではな・・・・いかなるミスも命取りになる・・・・・」
「だが、もはや後戻りはできん。」
「半ばにして、倒れた者も多い・・・・」
「だが、なぜ私は戦う・・・・？」
「なぜ、戦いを始めた・・・・？」
「なぜ、私にはこの様な力がある・・・・・？」
問いに答える声は無い・・・・
覚えているのは、願った事・・・・・
心と身体を引き替えに・・・いや、己が魂までも糧として・・・・
何ものにも譲れない願いを・・・・
「そう、その為に・・・・・・・闘う」
呟きは闇に紛れ、消え去る気配
後はただ、風の音
カサカサカサ・・・・・
第一話 Ver.1.03
【独り言】
と、言う訳で謎（どこがや？）の少年登場。
でも、ちょっと、強すぎ。
最終的には、みんな生き残ってハッピーエンドが目標なんですが、たぶん死ぬ絶対死ぬ。
オリジナルキャラクターがボロボロ出てきそうなので、その分本編のキャラが薄くなりそうです。
プロットを作っていたらめちゃくちゃ辛くなって来ました。
もう投げ出したい・・・・・
どんどん、イタものに近づいてる様な気がするのは気のせいでしょうか？？
それとも、体調が最近ボロボロのせいでしょうか？ by Yanagan
次回予告・・・
謎の女性「なによ、このケバい女は・・・・シンちゃんは私のものよ・・・・」
ブルネットの女性「はーい、シン、お腹空いたのね・・いまミルクあげるからね・・」
謎の女性「あなた、人前で一体何やってるのよ・・大体シンちゃんは私のよ・・」
ブルネットの女性「だめよ、その程度の貧乳でシンの母親は務まらないわ・・・」
謎の女性「貧乳ですって！！！・・・・」
突如として、暗雲巻き起こる女の戦い・・・前門の雌狼、後門の雌虎・・・
そして、少年は男になる・・・・
アスカ「次回は私の登場シーンがないじゃないの・・・・これは、贔屓だわ・・・」
蒼銀の髪の少女「そう・・・貴方はもう用済み・・・・くすくす・・・」
アスカ「あんた、ばかぁ・・・それしか言えないの・・・・」
蒼銀の髪の少女「碇君・・・私を守ってくれるのね・・・・」
お下げ髪の少女「シンジお兄ちゃんは私を守ってくれるの・・（ぽっ）」
アスカ「なんで、女ばっかり増えるのよ・・・シンジの浮気者！！！！」
謎の女性「次回もサービスしちゃうわよん・・・」
次回、第二話「帰還」
戦士は再び戦場に帰る、守るべきもののために・・・
シンちゃん「アスカちゃん、まるで人見知りの激しい子猫みたいだにょ。
叩いても、噛み付いても、蹴っても、じゃれ付いてるみたいだにょ。
シンジ君、ナイスフォローだにょ。
これでアスカのハートをGETだにょ。
次に会うときはラブラブ路線間違いなしだにょ。」
YOKO 「だが、しばらくはアスカはでてこないらしい。」
シンちゃん「シンジが可哀想だにょ。愛する二人は出会う運命のはずだにょ。」
YOKO 「ふっ、問題ない・・・次からレイが登場する。」
シンちゃん「レイちゃんだにょ？」
YOKO 「Yanaganさんは自他共に認めるアヤナミスト・・・楽しみだ。」
シンちゃん「・・・不安だにょ。シンジ君、浮気は駄目だにょ。」